「蒲郡クラシックホテル」に宿泊し、近くの竹島を周遊しようと、この月曜、愛知県蒲郡(がまごおり)市へ。新横浜から豊橋まで「こだま」でのんびりと、豊橋から東海道線の「新快速」に乗ると一駅で蒲郡へ。
「蒲郡クラシックホテル」は、竹島を望む高台に建つ、文字通りのクラシックホテル。三階の部屋からは、このような眺望が。
このホテルについてwikipediaを引用すると、「1912年(明治45年)創業の料理旅館「常磐館」の別館として、1934年(昭和9年)に建てられた城郭風建築のホテル「蒲郡ホテル」である。」と記されている。
ホテルから見える竹島は、島全体が神社になっていて、荘厳な雰囲気が漂う。
「蒲郡のシンボル「竹島」は、三河湾にぽっかり浮かぶ、周囲約680メートル、面積約1万9000平方メートルのかわいらしい小島。岸からの距離は約400メートルで、竹島橋で結ばれており、歩いて渡ることができます。
そんな小さな島ながら、これまでの調査で65科238種の高等植物の自生が確認されており、島そのものが国の天然記念物に指定されています。自然そのままの姿が残る道や岩場をたどれば、約30分で島の外周をぐるっと1周できます。島の中央にある「八百富神社」は、開運・安産・縁結びの神様を祀る「日本七弁財天」のひとつとしても知られています。
また竹島海岸は日の出の絶景スポットとしても有名で毎年初詣と初日の出を楽しみに多くの人が訪れています」(「AichiNow 愛知県の公式観光ガイド」より)
竹島の海沿いは遊歩道になっていて、ちょうどいい散歩コースという感じ。江の島とは異なり、周囲は三河湾の内海なので、波も穏やか。この種の信仰の島には、和歌山・田辺の神島があるが、あちらは立ち入りが禁止。この竹島は貴重だ。
「蒲郡クラシックホテル」は、建物は古く重厚だが、ホテルの室内はリニューアルされていて、心地よい。フレンチのディナーは、気取り過ぎず、丁寧なサービスで、味も素晴らしい。家人は「(同じクラシックホテルとされる)川奈ホテルよりも、味もサービスもいい」と評した。
「旅行支援」を使って、一泊18,000円(ひとり)ほど。3,000円のクーポンは、夕食のワイン代に。大いに満足。
翌日は市内の和食店「うえむら」で鰻重。関西風のカリッとした鰻に甘いたれ。これも大満足。豊橋で新幹線が来る前に市内散策。市電に乗り「市役所前」で下車。戦禍を免れた歴史的建造物「豊橋市公会堂」と、それに続く吉田城址を巡った。タクシーの運転手さんが「この辺は関西からの観光客が大多数。関東の人は浜松までか、ここを通り過ぎてしまいますね」と言っていたが、さすが三河、豊かな土地柄は想像以上だった。