澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

台風情報から見た民放TVのいい加減さ!!

2007年09月07日 02時19分19秒 | Weblog
台風9号が関東地方を直撃するというので、6日(木)の夕方から深夜にかけて、民放各局のTV番組は、大騒ぎだった。特にひどかったのが「テレビ朝日」だ。 
「城ヶ島」から何度も中継して、女性レポーターをずぶぬれにさせながら、いかにすごい台風かをPR(?)していた。その放送姿勢は、冷静に台風の動向を知らせるということではなく、いかに台風らしい「絵」「画像」を撮れるかという点に集中しているかのようだった。

ところが、7日(金)の午前1時を過ぎると、まさに迫り来る台風に民放各局は知らんぷり。「テレビ朝日」に至っては、テロップで情報を流すこともなく、平然とお笑い番組を流していた。(TBSだけは、テロップで情報を流していた。)「城ヶ島」で中継していた女性は、もう近くのホテルで就寝中なのか、それともスタッフと打ち上げの宴会でもしているのか…。取材費を使って…。

台風報道ひとつをとっても、民放の報道姿勢はこのようにいい加減なのだ。それとは逆に、NHKは刻々と台風情報を報道し続けていた。NHKには大騒ぎする「画像」はないのだが、信頼できる情報がある。

民放のワイドショーに至っては、台風報道以上にいい加減で、センセーショナリズムに堕している。自らのいい加減さを棚に上げ、「正義の味方」ぶって対象物を叩き続ける。「社会保険庁」(国民年金)、「お役所」などは、格好のやり玉というわけだ。「みのもんた」の一言で、多くの視聴者が「社会保険庁」をうっぷん晴らしの対象とするという現状には、憂うべきものがある。

「第4の権力」であるマスコミには、「お役所」以上の倫理観やモラールが必要であるのに、民放TVにはそんな気配は微塵もない。
もうそろそろ、国民はこのことに気づくべきだと思う…。芝居がかった「ワイドショー」報道に騙されてはならないのだ。


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