澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

NHKクローズアップ現代 「李香蘭 激動を生きて」

2014年10月21日 21時32分37秒 | マスメディア
 今夜のNHK「クローズアップ現代」は、稀に見る不愉快な番組だった。「李香蘭 激動を生きて」と題しながら、「日本は中国で悪事を働いたのだから、謝罪しなければならない」という、予め設定された筋書きで話は進んだ。
 
 この番組の感想を採り上げた「にちゃんねる」では、次のような書き込みが見られた。

この番組の中国贔屓は異常
中国中央放送局の番組ですかね?w
前の朝ドラあたりから、NHKの反戦キャンペーンが激化してるな。
やはり集団自衛権やら9条改正やらへの牽制だろうね。
日本人は悪いことをしましたと言って命乞いしたことを素晴らしいと言ってもちあげるんだろうな
国民党は悪いけど中共はOKと言わんばかりw
NHKはすべての番組が反戦イデオロギー入りすぎてうざすぎ
暴支膺懲 うーん今の中国に「も」通用するスローガンだな
足立って日本赤軍じゃんよ。足立さんは、連合赤軍と一緒に中東に行った人です
東大かだめだな こんなジジイ 不条理??励ます?さんざんいい思いしてきたのに こいつらが、慰安婦伝説をでっち上げた

はいでました「従軍慰安婦」そんな言葉は当時ありません インチキNHK
中国の話だけかと思ったら、売春婦ねじ込みかよ。 九条うんぬんか集団的自衛権うんぬんをぶっこんで来るかと思っていたら 従軍慰安婦をぶっこんできやがったかwwwwwwwww言い出しっぺの朝日が嘘って認めてんのにまだ言い張るとかある意味すげーわ

自虐史観刷り込みプロパガンダ番組 中国の手先、売国NHK
早稲田はやたら中国人留学生が多いんだよな
死者まで反日プロパガンダに利用する犬HK
時流に乗って実に上手く立ち回った(利用された)だけの人 死んでからも利用されてるって筋金入りだわw
こんなのが早稲田の教授?? どうせ小保方みたいなのをニコニコ入学させてんだろ
死んでもNHKに利用される李香蘭。 かわいそう。
捏造慰安婦ぶっこんだんだから覚悟は出来てるんだ




 私自身、この番組で採り上げられた映画「支那の夜」をケーブルTVで見た。
 86歳になった李香蘭(山口淑子)が久しぶりにこの映画を観て、「身を震わせていた」と番組では紹介された。NHKは、山口が身を震わせた理由を元・赤軍派の映画監督足立某に「贖罪」の意識だと語らせる。だが、私が観た「支那の夜」の印象は、これとは全く異なる。プロパガンダの意図が無いとは言わないが、それよりもまず、娯楽映画として十分楽しめる作品だと思った。「私の鶯(うぐいす)」も観たが、こちらは香り高い芸術作品という趣だった。山口淑子の個人的感慨を金科玉条にして、この「支那の夜」が作られた歴史的背景を批判するのはたやすいことだが、必ずしもフェアではない。それは、現在の視点で無意識にではあっても「過去を裁」いているからだ。

 東大教授(国際法)だった大沼某も登場し、何と従軍慰安婦の話を持ち出した。李香蘭と従軍慰安婦、これは何かの三題噺かと思うほど、唐突で滑稽な感じさえした。つい先日、「朝日」が「従軍慰安婦」報道は捏造だったと認めたばかりなのに、李香蘭の「追悼番組」に従軍慰安婦を持ち出す、この無神経ぶりは何なのだろうと思った。上記の「にちゃんねる」に現れた、一見すると「罵詈雑言」に思える書き込みも、故なしとはしないのだ。

 歴史認識を問われるこの種の番組に関して、明らかにNHKは「朝日」の二の轍を踏もうとしている。隣国にいつまでも「向き合い」「寄り添い」、議論を尽くせば理解し合える…こうした「ご高説」ではもはや現実を説明できないし、視聴者も簡単には騙されない。
  「朝日」の陥穽は、そのエリート意識と大衆蔑視にあったが、NHKも同じ穴のムジナという印象だ。せっかく、新会長に変わったのだから、少なくとも今日のような「超偏向番組」は「削除」していただきたいものだ。


李香蘭 激動を生きて
出演者 谷川 建司 さん(早稲田大学客員教授)

ジャンル文化・芸能 歴史 人物 
関連タグ日中関係 俳優 映画 パレスチナ 占領 戦争 戦争 日本軍 

過去の関連する放送回
2009年12月8日(火)放送さまよう 兵士たちの“日の丸”2010年5月25日(火)放送シベリア抑留2012年8月28日(火)放送なぜ遺書は集められたのか 2013年10月30日(水)放送アンパンマンに託した夢
先月、山口淑子さんが94歳で亡くなった。戦時中、中国人女優「李香蘭」として数々の映画に出演し、当時の満州や日本で大スターとなった山口さん。終戦後は、中国を裏切って日本に協力したとして、国民党政権に死刑を求刑されたが、日本人であることを明らかにし、九死に一生を得て帰国、女優「山口淑子」として一時代を築いた。さらにハリウッドでも「シャーリー・ヤマグチ」として活躍。外交官と結婚後、引退するものの、ジャーナリスト「大鷹淑子」として再登場。さらに政治家としてもパレスチナ問題の解決に尽力した山口さんは、現地の人から親しみを込め「ジャミーラ・ヤマグチ」と呼ばれた。「一身で五生」を生きた山口さんに貫かれていたのは、戦争を憎むこと、そして戦争で最も弱者となる女性や子どもたちへのあたたかな眼差しだった。番組では、生前の山口さんを知る人々の証言と、秘蔵映像から「五つの名前」を生きた日本人の人生を見つめる