こんぺハウス

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アソシ愛を積み上げろw 第6回目 (トレサス・ダブルエース)

2025-02-15 21:14:44 | ヴィンテージ(off)
積み上げろシリーズも6回を数え、文字通り僕の部屋には
整備済みのRC-10が積みあがってますねwwww
今回からのエントリーは、今までの系列が正統派としたら、
少し毛色の違う子たちばかり。この深い濃度に自分がやられそうですが(笑)
無難にこなしたいと思います。




tqtoshiです。



2月10日からの週は、祝日も挟みましてリズムが悪い所に人身事故で電車が止まり
在宅が増え何ともバランス悪い感じ。何すけど気合で押しのけ最終金曜日の
研修講師は心の中でかなりやり切りました。練習無しの一発本番は別名「ライブ」と呼びますw
と言う事で(繋がって無いw) ライブの翌日はヘトヘトでしたので、
マシン整備の続きにピッタリ。特殊なリアサスを持つあの素敵マシンをメンテしました。



■tqtoshiさんメンテリスト♪
・初代RC-10
・初代RC-10(巻き線抵抗仕様)
・初代RC-10(ブラシレス仕様)
・RC-10質感号(17.5T)
・RC-10カーボン質感号(17.5T)
・初代RC-10ワールズ仕様(動態保存)
・2代目RC-10ワールズ仕様
・初代RC-10MID(動態保存)
・2代目RC-10MID

・RC-10コスプレ(スコーピオン仕様)
・RC-10コスプレ(アルティマ)
・RC-10コスプレ(ホーネット)
・RC-10アンディーズPROrace仕様
・RC-10 A&L仕様(タナトゥ仕様)
・RC-10 A&L仕様(飛道具仕様)
・MIP 4-10レジェンド(RC-10の4WD)

水色が調整済みもしくは整備済み。
全部で10台完工w
本日はリストの中から、RC-10シリーズとしてはさらに異端なトレサス脚のマシンですね。

このトレサス号は、生まれた時期が何とも微妙でw
結果として2代目ワールズ号をtqtoshi家フラッグシップら引きずりおろす展開。
しかもA&L号が完成したのが、2021版完工して約2週後(^^)
全部自分で作ってますが、この時の落胆と歓喜w は理解しにくかったですね。

RC-10旗取り合戦 泥沼化(^^) - こんぺハウス

端的に歴史を振り返ると
2021年4月末  2代目RC-10ワールズ号完成
2021年5月初旬 2代目RC-10ワールズ号・シェイクダウン
2021年5月初旬 A&L号作り出し
2021年5月初旬 A&L号シェイクダウン
2021年8月初旬 Andy's PRO-RACEキット入手    
2021年10月上旬 Andy's PRO-RACEシェイクダウン
2021年12月初旬  RC-10質感号 3日で組むw(後の常用マシン)

コロナ過に振り回された2021年は、僕にとってある意味RC-10の当たり年(なんか違うw)



こちらがRC-10 A&L仕様 と呼んでいる車です。


RC-10 2021WC からのw - こんぺハウス 突然思い立って作り出すw
からのA&L (笑) - こんぺハウス 代替作る&板物検討
続・からのA&L (笑) - こんぺハウス ダンパー編
24K祭りw - こんぺハウス モーター作製
続々・からのA&L - こんぺハウス ボディフィット編
からのA&L 号 完成♪ - こんぺハウス 完成
からのA&L 号 シェイクダウン - こんぺハウス シェイクダウン編

マシンの最大の特徴はリアの足回りが、ダブルウイッシュボーンでなく
トレサス(トレーリング方式のサスアーム)になっている事ですね。
当初は純正でダブルウイッシュボーンの足回りを態々トレサスにするなんて、
アメリカ人どうかしてるぜw と思いましたが、走らせてビックリ。
縦方向のトラクションとギャップ走破性は相当なんだと思いました。
こちらは元々A&L社と言うパーツを沢山リリースしていた会社の製品ですが
マジここに辿り着いた、発想と技術力がホント凄いと思いました。




マシンはこんな感じですね。

フロント廻りは殆どR-10そのままですが、リアに金属製のトレサス脚を装着してます。
京商のスコーピオン・トマホーク系の足回りに形が似てますが、
実際は互換性は全くなく、ベアリングやビスはインチ規格で構成されてます。
この脚をA&L社では専用のメインシャーシと共にコンバージョン化してまして、
今回付けているのは、脚だけ取り付け出来るプレートを介しての設定ですね。
コレはカーボン板ですが、バスタブにも取り付けできるんですね(オサールさんがやってます)




今回その取り付けプレートをA&L製のある種「純正」に戻しました。

こちらを製作した際は、色が黒じゃなくカッコ悪いかなとw
ストレートカーボン材で自分で切り出しました。装着した見た目は良かったですが、
走らせると何となくですが、コーナーの「タメ」にも似た特性が薄れている気がして、
今回の整備で純正品のFRPに戻しておきました。こちらアソシ純正品にも言える事ですが、
RC-10のパーツは何でもカーボン化すれば良いかと言うと、そうでもないと思ってます。
特に前後のダンパーステーは、経験上カーボン製は駄目ですね。(僕はです)
カーボン材の物が選べた現役当時も、アソシワークスですらカーボンは使っていなかったのには、
浪漫(ロマン)以上に技術的な裏付けがあると今でも信じてます。




ダンパーも当時の「こんぺハウス」の記事から復元しておきましたw

正確に記事にしておくとホント便利ですね(僕がですw)

今までの経験でトレサス脚は、京商のスコトマ系以外なかったのですが、
何となく作った時に方向性が見えてました。これもMID号で苦労したお陰ですね。
イメージではフロントは同じですが、リアはリバウンドの引きの中だけで作動させる感じ。
この引きのストローク量が肝だと机上セットで感じましたが、まさにその通りで(祝)
セットが当たった時は自分の成長感じましたw




スリッパーパットも研いで整えましたが、コレ走らせないですねw

何時もの流れで当たり前の様にメンテしちゃいましたがw
こちらメカ積んで走らせる予定は無いので、まあ意味の薄い作業ですね。
次回走らせる気分になった時に、直ぐに対応できると言う事で(笑)





ウイングも磨いておきました。

この積み上げるシリーズで、最も作業している項目は「ウイングの整備とメンテ」wですかね。
特に自分でピアノ線を曲げて作った子は、乾燥による薄錆が酷くて
全域やれた感が出てますね。一応WD40を塗布したスコッチで磨きましたが
またしばらくすると駄目でしょうねw





整備した足回りはイイ感じ♪

フロント側は構成自体はRC-10と同じですが、ダンパーステーは取付穴が上に移動した
ファクトリーワークス製。ダンパー自体はアソシ製のかなり後期のダイアルアジャスト付きの
0.89インチ長(B2とかB3のフロント同寸)で、そこに小径のXギア製のスプリングの組み合わせ。
リアはA&L製のコンバージョン付属のロングステーを使用してます。こちらはジュラコン製の
専用削り出しブロックがあり、トレサスに合わせて円弧運動する感じの取り付けが出来ます。
ボディはプロテック製ですが、リアはダンパーステーが純正より高く、前後で分断w
リア側は2か所ビス止めでボディを固定してます。




うーん整ったw

セットが出だした2021版のワールズ仕様を、いとも簡単にぶち抜いた
衝撃のシェイクダウンは今でも強く印象に残ってます。
どちらも自分で作ったのに、「何なんだろなーw」と思いましたね。
こちら非常に良い状態なので、何時の日かフタバURモードで完全武装して
再び走ってみたいですね。夢が広がります←何時も広がってるw





僕のコレクションの中でも、かなり濃度の高い Andy's社製のフルコンバージョン PRO-RACE



RC-10旗取り合戦 泥沼化(^^) - こんぺハウス プロレースパーツを川ですくうw
RC-10 Andy's PRO-RACE ① - こんぺハウス メインシャーシ加工とフロント廻り
RC-10 Andy's PRO-RACE ② - こんぺハウス シャーシ検討とナローシャーシ加工
RC-10 Andy's PRO-RACE ③ - こんぺハウス フロント廻りとステアラック組立
RC-10 Andy's PRO-RACE ④ - こんぺハウス ギアボックスとトレサス脚組み立て
RC-10 Andy's PRO-RACE ⑤ - こんぺハウス ダンパー選択と組み立て
RC-10 Andy's PRO-RACE ⑥ - こんぺハウス モーター組み立てとメカ積み
RC-10 Andy's PRO-RACE ⑦ - こんぺハウス ウイングとボディ編
そして走る 各種(祝) - こんぺハウス シェイクダウン

この2021年の夏頃に川(ヤフオク)に超絶激レアなパーツ群が流れていて、
特大の網ですくっておきました。アソシ製RC-10は、活躍の時代も長く
かなり多くのメーカーからパーツが販売されてましたが、その中でも Andy's社が当時リリースしていた
マシン1台丸々のフルコンバージョンは、実際に見るのはこれが初めてでした。
樹脂のパーツ的に、ギアケース以外はすべてAndy's社に置き換えられ、
プレートパーツは全部同社の製品。そこにアソシパーツを組んで1台を仕立てる
何ともマニアックなキットですね。まあ大好物の範囲です(笑)




やっぱりウイングは磨きますねw

何か慣れてきましたw



ダンパーは何方か親切な方が、メンテしていて頂いた模様w

お前だw

メンテ前からやたらスムーズな感じで、そんな気もしましたが
間に合っているマニアですから、ちゃんと交換しておきました(笑)
この頃のダイヤルアジャストが付いたアソシ製ダンパーは、精度のバラつきも少なく無く
ホント熟成期ですね。チタンシャフトが付いたダンパーなんか、効きは今でも
十分通用するレベルだと思います。近々の再販ラッシュで今出すと
恐ろしい金額の商品になりそうですが、このチタンコートのダンパーシャフトは、
効果絶大なのでリリースして欲しいですね。




ほぼ Andy's社製のパーツで固められたフロント廻り

前記の通り、殆どのパーツが Andy's社製のパーツに置き換わります。
バルク・ダンパーステー・バンパー・アーム・Cハブ・ナックル・シャフトと
いちいち小さい社名が入り、嬉しいですがバリが多いとやすりかけるのを
躊躇うし表面のザラザラ感が悩ましい限り。組立て当時Cハブは壊滅的にバリが多く
構わずやすりで整形しましたw あとはこのフロントアームの長さが最高ですね。
普通のRC-10のワイドアームより少しワイドな設定で、バルクがナローになります。
この位の方がギャップ走破性と、ステア特性が両立して最高ですね。
ここは本家アソシを追い越してます。(凄い)




ステアリングは独創的な1本アーム仕様

左右にクランクがある、ダブルワイパーが一般的かと思いますが
Andy's社製のステアクランクは、1か所入力の独創的な物が付属します。
モノ的にはステアプレートの下に、下駄の様なレールがあり、その上を
プレートがスライドしますが、良く考えられていていいですね。
こちらのパーツ海外のオークションでも、本当に見なくなった絶滅危惧種ですね。
いやもう絶滅しているかもしれませんw




リアのトレサスは、A&Lより進化してホントに凄いと思います。

多分登場の時期の問題と思いますが、A&Lのトレサスより、
樹脂製の分軽く、アーム自体も長めに設定されてます。その為より入力に対してスムーズで
全然グリップが抜けません。A&L製のアームもプレートでキャンバーを変更できますが、
こちらはブロック自体を交換して変更するスタイル。物も丈夫でホント良いですね(売って無いと思いますがw)



整いました♪

こちらは組み立てが完了し、勿論走らせましたが走行の感覚はRC-10のレベルを超えて、
後に発売されるB3とかそんな感じがしました。なんすけど、それが旧車の難しい所で
僕の大好きなRC-10の枠に収まるかと言うと、ギリギリアウトwwww
走り過ぎる旧車は実はあまり面白くないと言う、膨大なコストをかけた割には
あまり愛着が湧かない感じですね。何とも




異端児同士 水要らずw(たぶん違う)

共にアソシ製RC-10をベースに、本家に追いつけ追い越せで切磋琢磨していた(であろう)時代の
パーツはなんとも言えないマニアックさがとても良いですね。プロレースはやり過ぎ感と
レア度が良い感じですし、A&Lはマニア改造の延長な気がして好感持てます。
うーん 濃度高めの子達は、メンテしても疲れますわw 次行きます。






(*´ω`*)





寝ますw
コメント (1)
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