団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「草原の対決」【児童】
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「桜の花が散った夜」

梅に鶯松に鶴(谷間の小ネタ)

2009-01-09 11:39:49 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

お正月に兄弟が集まったときに「梅に鶯、松に鶴」の話になりました。Photo_9 Photo_10

ウグイス

                メジロ

「梅に鶯」については、アレはメジロだということで、意見が一致しました。ウグイスはいわゆる鶯色はしていません。もっと薄黒い色です。世間で鶯色といわれているのは、残念ながら目白色です。それにウグイスは警戒心が強く藪から出ません。花の蜜も吸いません。

しかし、「松に鶴」については、意見が分かれました。

一つは、一般的に言われている、コウノトリです。鶴は足の後ろ指が長くて木に止まれません。地上生活用に変化しているのです。そこで、木に止まることが出来て、大型の鶴に似た鳥と云うことでコウノトリ説が定着したのです。

縁結びの鳥として結婚式場に「松に鶴」の屏風が置いてありますが、本当にそれでいいのでしょうか。すると、コウノトリは赤ん坊を運んでくる鳥だとなりました。それは西洋のお話しで後から伝わったもので釈然としません。

私は、「天の川伝説」を支持します。

織女が天の川を渡り、地上で水浴びをしているところを、牽牛が見てしまいます。あまりの美しさに牽牛は織女の衣服を隠し、天界に戻れないようにします。結婚してくれたら返すということで、二人は結婚し、子供を授かります。―途中カット―

天帝は怒り、織女を無理やり天界へ引き戻します。―途中カット―

しかし、あまりに不憫に思った天帝は、カチガラスに命じ、年に一度、七月七日七夕(たなばた)の日に二人を会わすようにします。七夕(たなばた)は本来(しちせき)と云うのですがここではカットします。Photo_11 Karasukasasagi_2

コウノトリ

             カチガラス

カチガラスは仲間を集め、互いの翼を重ねあい、天の川に橋を架けます。織女はその橋を渡り牽牛と子供に会うことが出来たということです。年に一度だけ・・・。

でも、カチガラスと鶴とでは、あまりに違いすぎます。カチガラスはその後、カササギとなをかえるのです。サギときいて鷺を思い浮かべる人は多いと思います。鷺はコロニーを作り子孫繁栄にも繋がります。Photo_13

                        シロサギ

どうです、カササギを鷺と間違え、更に鶴になったという話し。ロマンチックで夢があるじゃありませんか。

ちなみに「竹に鶴」と云う図柄もあるそうですから、日本人は「松竹梅」が好きなんですね。

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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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