都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
バレンタインとは何でしょう。バレンタインとは英語では「Saint Valentine’s Day」、訳せば「聖バレンタインの日」という意味です。つまり、人の名前です。
ローマ帝国の時代、若者たちが恋人や家族のために懲役に応じなくなったので、皇帝は結婚を禁止してしまいます。キリスト教司祭であるバレンタイ)は、かわいそうな若者たちをみかねて、内緒で結婚をさせていました。当時ローマはローマ宗教でキリスト教は迫害されていました。そんな状況の中、バレンタインの行動が皇帝の知ることなり、バレンタインは投獄され、処刑されてしまいます。それが西暦270年2月14日です。
そのため2月14日に恋人たちが、贈り物やカードを交換するようになったのです。それがいつしか「Saint Valentine’s Day」として定着したのです。
ですから、このような神聖な日に、義理だとか、おまけだとか、本命だとかキャーキャー大騒ぎをしていいのでしょうか。増してや、チョコレートを送る習慣など西洋にはありません。頭のいい日本のチョコレート屋さんの作戦にまんまと乗せられて、さらに3月14日を「ホワイトデー」としてクッキーまで買う始末です。
私は男ですが、結婚しているので、いただくのは当然義理チョコになります。もらった以上は何らかのお返しをしなければならず、余計な時間と頭を使う羽目になります。
ですから、本当に好きな人が、自分の気持ちを打ち明けるきっかけの日ととらえればいいのです。そう云う人が互いに物を送りあえばいいのです。それが、チョコレートであってもかまいません。
何でも、人の尻について居なければ安心できない諸君、そろそろ自分自身に自信を持って、止める勇気を持ってください。キリスト教でない人は特に考えていただきたいと思います。
ですから、馬鹿騒ぎのバレンタインには大反対です。