最近では若い人の日本酒離れが目立っているようですが、というよりあまりお酒を飲まなくなっているようですが、やはり寒い季節になると熱燗に鍋物が一番ですよね。
この日本酒、よく「灘の生一本」などと言いますが、この「生一本」の表示を使用するのには 、日本酒造組合中央会で定められた品質基準に合致するお酒であることが必要です。その条件とは
① 米と米麹(こめこうじ)だけを原料にしてつくられたお酒であることが必要で す。つまりアルコールや糖分などを加えていないことが。
② しぼってから、一切水を加えていない原酒であること。
③ 自分の蔵で造った酒、自醸酒であること。よそから入れた酒を混ぜてはいけない。
こうした厳しい条件を満たした酒が「生一本」と呼ばれるのです。
なお、他の表示については、次のように基準がさだめてあります。
本醸造(ほんじょうぞう):ブドウ糖や水あめを使わぬこと。アルコールの使用量が白米1000㎏あたり120?以下であること。
吟醸(ぎんじょう):本醸造の清酒のうち、精白度40%以上の白米を使用し、麹(こうじ)づくりも、醪(もろみ)の発酵温度もすべて低温で行ったもの。
大吟醸(だいぎんじょう):吟醸のうち、精白度が35~40%のもの
手造り:新式の蒸米機や製麹機を使用しないでつくった本醸造の清酒。
どうですか、いろいろな区分がありますが、一番大切なのは「酒は飲んでも、飲まれるべからず」です。
したっけ。
飲みやすさで人気になった軽~い呑み口の銘柄を、なんと一升ずつ空けまして!調子こきの私と、良く似たいとこ。
茶の間でばったり倒れたきり、家族が行動を開始しても二人は死体の様に全く動けず、大顰蹙をかった上に、今でもお正月とお盆用の語り草になってます。
本当の日本酒好きは、それこそ「うんちく」にも詳しくて、好みもはっきりしてますよね。
あまりのへったくれは嫌われるけど、ある程度の知識があって、それに基づいて楽しめるときれいにお酒が呑めるんでしょうね。
今は、少し大人になったので、「呑んでも飲まれない」様になりましたよ!