今回は「桜鱒(サクラマス)」を描きました。
サクラマスがウツベツ川に遡上したというニュースが北海道新聞に載りました。
緑ヶ丘公園内の帯広野草園を流れる小さな川です。
サクラマスはヤマベが海に出て成長したものです。
ウツベツ川にサクラマスが遡上するとは思って今かったので、驚きです。
サクラマス婚姻色に 帯広・ウツベツ川 産卵期迎え遡上 会員限定記事 2023年10月6日 帯広市野草園(緑ケ丘公園内)を流れる帯広川の支流ウツベツ川に、産卵期を迎えて桜色の「婚姻色」に染まったサクラマスが遡上(そじょう)している。尾びれを激しく打ち付けて川底を掘る産卵期特有の行動など、野生の姿を見ることができる。 野草園は開拓期から残る自然景観を保全しており、園内を流れるウツベツ川も自然な状態が残されている。5年ほど前から、秋にサクラマスの姿が見られるようになった。野草園の管理人によると、今年は9月22日に初めて確認した。多いときは8匹を見る日もあったが、10月に入り産卵は終盤とみられるという。 野草園を管理する市児童会館の須賀研介主任補は「ウツベツ川は、産卵に適した小石の多い川底があったり、樹木が外敵からの目隠しになっていたりと、好環境がそろっている。都市部の川で産卵するサケ類が見られるのは珍しいのではないか」と話している。 野草園の今季開園は31日までで、午前9時から午後4時。入園無料。(加藤哲朗、写真も) |
サクラマスとヤマメの違いは?
サクラマスについて調べていくと、サクラマスとヤマメは同じ魚という情報を目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか?確かにサクラマスとヤマメはサケ科に属する全く同じ魚ですが、厳密には違いがあります。 サクラマスとヤマメの違いの1つ目は成長過程です。サクラマスが孵化して成長すると海に出るのに対して、ヤマメは川に残ります。同じ魚でも海に出る魚と川に残る魚に分かれる理由としては、エサの量が関係しているとされ、稚魚の際に多くエサを食べることができたものがヤマメ。あまりエサを食べることができなかったものが海に出てサクラマスとなります。 サクラマスとヤマメの違いの2つ目は見た目の差です。サクラマスの見た目は全身が銀白色です。鮭と似通った見た目ですが、産卵期になるとピンク色の模様が身体に表れます。これに対してヤマメは全身に模様が見られる点が特徴。サクラマスが銀白色に対して、黄色の色素が強くなっている点も違いの1つです。
上記の様にサクラマスとヤマメには成長過程や見た目に違いがあるという点は理解しておきましょう。 |
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