ひよ‐どり【×鵯】
スズメ目ヒヨドリ科の鳥。全長26センチくらい。全体に暗青灰色で、目の後ろに褐色の斑がある。ピーヨピーヨと大きな声で鳴き、波形を描いて飛ぶ。低山から平野にかけて広く分布し、冬は暖地に移動。木の実や花の蜜を好む。ひよ。ひえどり。《季秋》「―は磧(かはら)につづく林より/犀星」
大辞泉
スズメよりずっと大きく尾は長め。体は灰褐色で頭上は青灰色味が強く、耳羽は褐色です。
声は「ピーョ、ピーョ」と騒がしく鳴き、飛びながら「ピーッ、ピーッ」と鳴く。「ピーピョロピ」と鳴くこともあります。
全国に分布し繁殖していますが、北部のものは秋に暖地に移動する。10~11月には次々と移動する群れを各地で見ることができます。低地から山地の林にすみ、庭や公園でも普通に見られます。深い波形をえがいて飛ぶのですぐわかります。
うちの庭には「ヒヨドリ」が年中います。常連さんです。ヒヨドリの一般的な鳴き方は前記のように「ピー~ヨ ピーヨッ!」ですが、時々「ツツピーッ!ツツピーッ!」と鳴くことがある。これは常連さんのシジュウカラの「ツツッピン! ツツッピン!」を真似たみたいな鳴き声だから、ヒナの頃にシジュウカラの鳴き声を聴いて育ったのかも知れない。でも、シジュウカラより体が大きい分鳴き声がデカいし、うるさい・・・。
「ホケキョーキョー!」と、ウグイスの真似をすることもある。
慌ててカメラを持ち出して、姿を探して見つけたら、ヒヨドリ・・・。とんだ物真似上手なのです。
名前の由来は、甲高い声で「ピィーヨ、ピィーヨ」と鳴くことからだそうです。
平安時代からヒエドリ(稗鳥)と呼ばれていたそうです。ヒエを好んで食べていた事に由来していたそうです。しかし、ヒヨドリは果実や花蜜は食べるがヒエは食べないことがわかっています。とんだ濡れ衣を着せられたものです。
★おまけ★
ウグイスの鳴きまねをする鳥にガビチョウという、スズメ目チメドリ科(体長20-25cm)の鳥がいます。
日本:外来種。1980年代から東京、神奈川、山梨、福岡などで野生化し、繁殖している。北海道にはいません。
したっけ。
教えて頂いて、ありがとうございます。
うちの近所で鳴くのは、ヒヨドリかガビチョウのどちらかですね。
教えたなどとは・・・。たまたま、用意していたネタたっただけですよ。
そちらだと、「ガビチョウ」かもしれませんね。
外来種が野生化し、日本の美声の代名詞「ウグイス」の真似をするとは不届き千万・・・。
日本の情景が変わっていく。「ガビチョウ」で春を感じるなんて・・・。
したっけ。
多治見もヒヨドリが沢山いて電柱の下など汚く、庭にも
つがいで飛んできて青梗菜の葉っぱを食べられました。
我が家は菜園がありませんので実害はありません。取り寄せのために、在庫処分の林檎を買ってきて与えています。庭の木に何度か営巣しましたが、カラスに襲われてしまい孵ったことはありません。
鳥に食べてよいものかどうかの判断は出来ません。鳥頭ですから・・・。
したっけ。