九輪草(くりんそう)の花が咲きました。
これは元もと自宅前の川渕にたくさん生えていました。
十数年前にふと気が付いたら白い花が1本だけになっていました。
慌てて庭の川渕に移植して現在に至ります。
毎年数株が咲くのですが、花色は毎年ちがいます。
今年は白花と白とピンクの斑の花が咲きました。
クリンソウ [九輪草] 分類 サクラソウ科 サクラソウ属 学名 Primula japonica 生育地 山地の湿地や沢沿いなど 植物のタイプ 多年草 大きさ・高さ 40~80センチ 分布 北海道から四国 花の色 赤 、 紫 開花時期 4月 、 5月 、 6月 花の特徴 花は地上から伸びた花径の先に数段に輪生してつく。 花径は2~3センチで、花の色は紅紫色である。 花冠は先で5つに裂け、横に平らに開く。 それぞれの裂片の先は浅く2つに裂ける。 萼片は緑色で5枚である。 雄しべは5本、雌しべは1本である。 葉の特徴 根際から生える葉は長さ20~40センチくらいあり大形で、ロゼット状となる。 葉の形はへら形で皺があり、縁には不揃いの浅い切れ込みがある。 葉のつけ根の部分は狭くなり、葉の柄は紅色を帯びる。 実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。 その他 和名の由来は、段になって輪生する花の様子を、仏塔の先にたつ「九輪」に見立てたものである。 別名をナナカイソウ(七階草)、シチジュウソウ(七重草)ともいう。 |