年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

維持員席5

2010年10月01日 | 築地市場にて
この維持員席の観戦は後に色々な人から相撲を見ていたのかと問い合わせがあった。少なくともNHKが全国で相撲を放送する意義はあると思われる。ただ幕の内力士の中で日本人力士が少なく、相撲が国技からスポーツに向う過渡期なのか否かの瀬戸際と思われる。
 相撲観戦も時代の変化を取り入れて、ネットで席を取れるようにして、空席になりそうな席は安く販売できる仕組みが必要と思われる。ここで問題となるのが相撲茶屋という組織である。この人達の転換を考えなければならない。昔歌舞伎を見物するため芝居茶屋を通して席を確保していた。芝居茶屋は歌舞伎の宣伝を行い、顧客を芝居見物に誘い、席を確保すると、食事の手配などをして一日を楽しく過ごす演出をしていた。築地小劇場から始まった演劇改良の流れは帝国劇場の開場によって変わった。観劇のチケットは芝居茶屋の販売から窓口販売となり今の形となった。築地小劇場の改革は色々な芝居関連業者の抵抗があった。
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