年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

石原知事VS民主党都連

2010年10月22日 | 築地市場にて
先週金曜日夕方、築地市場の情報通から都知事が決断するそうですが『どう思いますか?』と問いがあった。色々なところに電話して取材しても反応が無いという。もう既に話題となって十数年以上の問題であるのに移転賛成派が2割、反対派が2割で後の残りはどうでも良い人だろう。何しろこの不景気で移転費用も出ないし、いまさら現築地再建でも、何回もの転居が必要だし、費用も掛かる。都や議会が立ち退き費用の問題が出ていない以上、賛成も反対も出せないと思われる。
 特に水産仲卸のまとめ役が不在のため、話し合いだけで数年単位の時間がかかるだろう。現に民主党の対案というものを見たという人が話が聞こえない。どうなっているのだろうか。いくら議会の人達がいい案といっても現場の人達が納得のいかない案は進まないだろう。前の築地再建案でも一部の人達の反対で中断した前例がある。商売というのは数年の中断で得意先が消えてしまう。その工事中の人の流れが変わって、得意先が喪失する危険の保障が見えない以上、簡単にアンケートに答えることはできない。
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