年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

日韓中とも白菜が高いようで

2010年10月14日 | 築地市場にて
日本の国内でも白菜が高い時、例年なら韓国とか中国とかから輸入して間に合わせるのだが-残留農薬の問題で契約していない中国の農家からの輸入は危険が多すぎる。
韓国の政府が緊急に中国から輸入する量も100トンとか。キムチの国にしてはいかにも少ない。8月末に関東地方に雨が降って種まきが始まったと思われる。それから60日たったころまでは漬物用の白菜が安くならないだろう。今は契約栽培をしていて市場の価格が高くても、市場の力が弱くなって、契約の方が優先されるがこの事が市場に入る品の質量の変化をもたらしている気がする。何か高い割に市場の白菜の品質が良くないという。
 日本でも中国でも韓国でも、白菜は産地によって品種が異なり、用途が異なる。日本でも一夜漬用の白菜とキムチ用の白菜を別の品種を指定しているメーカーもある。中国山東省の白菜の異常高騰は投機ともいえる。
コメント
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