年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

アンパンにラムネ

2010年10月27日 | 趣味としての漬物
アンパンは明治時代に銀座木村屋総本店が創製したパンですが隠語で『シンナー』を意味しています。ラムネは同じく隠語で『月賦』を表しています。ラムネを飲むとゲップが出るので昔は良く言いました。今では消費者ローンがあるのであまり聞かれなくなりました。アンパンのへそともいう所に桜の花の塩漬がのっているのがあります。八重桜を梅酢で漬け込んだものです。産地として神奈川県秦野市が有名です。結婚式で桜の花の塩茶が出るのは香煎の一種だったからです。
仏式で吉事を取り行う時に桜の花の塩茶を出すそうです。

さて、商品のクレームでシンナー臭いというのがある。これは食用アルコールで殺菌消毒していて、過剰に噴霧した時、食品のある一部分の物質と反応して、シンナーと類似の臭いがする。しかし、揮発性のため確認の時には、消えていることが多いので他の検体を開封して確認する。その時臭っていた時、製造の時の状態を調べる事となる。大抵過剰に噴霧した場合が多い。
 
昔、アンパンの甘い臭いがシンナーの臭いと似ているから隠語となったと言われるが本当なのだろうか?本物のアンパンはシンナーの様な臭いはしない。
コメント
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