年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

吉野家牛丼に添付している生姜の(け)入り

2014年11月20日 | 築地市場にて

 

吉野家の牛丼の持ち帰りをするとき、少量パックした生姜をもらう。裏面の表示を見ていたら(しょうが漬け)となっていた。漬物メ-カ-ではしょうが漬けとしょうが漬と二つの表記があるようだ。漬けに表示をしているのは日本語の常用漢字を重視している会社で戦前の漬物を知っている会社はしょうが漬となっているような気がする。(け)が入っていてもなくても表示の問題でなく国語の歴史問題となる。漬けるという漢字は戦後長く一般的に学ぶ漢字の表から漏れていて、つけ物とされていた。漬け物ということもあった。

 

 表示の(け)入り問題は言葉の問題だが髪の毛が商品に入っていたら、工程管理の問題である。

コメント
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