年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

結局国産漬物のほうが安くなりそう

2014年11月29日 | 築地市場にて

 

長い間輸入漬物製品が安いようになっていたが海外諸国の発展による人件費、為替の円安で価格差が減ってきた感じがする。海外漬物は原料輸入の部分は品質管理が向上しているのでまだまだ国産より良いと思われるが製品ではコンテナに積む関係で一定量の販売数量が減れば物量コストが劇的に増え、ますます売れなくなる。その末端価格が100円である。この限界価格に国内物流コストが上昇しているので破断の時期が迫っている。バネが一定のところまでは元に戻るが限界のところまでいってしまうと元に戻らなくなる。

100円ショップの製造メ-カ-の破綻があった。同様の事例が増えることが予想される。ただ今は原油の価格下落というデフレを促進する方向に再度向かっているようだ。前回の原油下落で産油国のソビエトが社会崩壊でロシアが誕生した。今度の原油下落でイスラム国、南米ベネゼラ、ロシア経済を破壊する力が発生する気がする。ワクチンの見込みが立ちつつあるエボラ出血熱の話題が急速に消えている。イスラム国の資金源である誘拐、原油密売が減れば戦争ゲームが弱体化するだろう。自然の法則に逆らう人の行為は時間で淘汰される。

コメント
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