年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ちらほら見る七五三参り

2024年11月13日 | 宅老のグチ
銀行への野暮用での帰り、神社の脇をバスが通り、晴れ着姿の親子3人が見えた。11月初めなのに無いと思っていたので、見かけると11月だなと思う。
 日本の行事はそれぞれ意味付けがあって、その意味が時代によって変わって、または別の意味と思われる行事となった。七五三参りは子供の無事な成長を祝う行事だが今は親のイベントに見える。生命表という統計では昔は乳児・幼児期に亡くなる子供が多かった。戦前の日本は産めよ増やせよの時代でそこには農村部の医療事情があって、都会なら治る病気も死に至ることも普通だった。そこで医療が良くなると、農村部では生き延びた子供が増え仕事が足りなくなった。そこのバランスがアメリカの大恐慌から、アメリカの女性の絹への価値が減り、日本の絹産業が打撃をうけた。当然の様に絹に関する仕事が減り、余った農村部の労働力が米の農業に向かい、大豊作となった。昭和の日本の農村不況は米の大豊作だった。過剰になったコメが翌年の相場にも影響があって、地方の行政の担当者は農村部の経済振興を図った。手っ取り早い農村部の新興は都会での漬物の価格が高いことに目をつけ、大根栽培をして、農家の副業とした。それが一か所で成功すると他県でもマネして、不正競争となった。なぜ東京タクワンという漬物が狙われたかというと練馬の畑では連作障害と大根のウィルスによって不作となり、技術の未熟でも東京市場に参入することが出来た。
 これは風が吹けば桶屋が儲かるという話と似ている。ニュ-ヨ-クの大恐慌が東京のタクワンの乱売となるとは誰も知らないだろう。
 トランプ次期大統領の閣僚の傾向から、中国との貿易が揉めて、戦前の様に貿易圏が出来そうだ。そこにはル-ルの無い取引政治となる。左派の政策から、移民と環境につらい時代がやってくる。
 今アジアに台風が中国に次々と向かっていて、特に中国最南端の海南島に向かっている様に見える。中国のバブル崩壊を救うには特区を作り、外国人に土地所有を認める地域を作るしかない。そこで余剰労働力が消える。戦争は一時の経済対策であるが始めるには簡単だが終わらし方が難しい。歴史が示している様に戦争の遺恨は長く残る。それゆえ当事者は全力で戦う。そうしたら長引く。来年2月を過ぎるとウクライナの戦争が4年目に入る。この4年で終わらないと10年戦争もありうる。
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