年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

日差しは春のようだが

2015年02月28日 | 宅老のグチ

 

築地の市場の閑散さは嵐の前の静けさとも言える。2月の暇な月に春節で助かるところも多いだろう。白菜の漬物がおいしい時期で本当の白菜漬が手に入る漬物屋があるところが少なくなった。量販店で販売されている白菜漬は発酵の管理が難しいため、調味料を加えて味を安定させている。保存性を高めるため、雑菌を殺す処理もおこなわれている。従って有用な菌も殺されている。また製造から消費者に渡るための時間が長いため本当のおいしい状態で出荷するのでなく、未完成で出荷され家庭に着いたところでおいしい状況になるように作られているが実際は難しいようだ。

2月も無事終わりそうだ。そろそろ「稗史ふくじん」に取り掛かりたい。

 

コメント
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