先行きの不確定な事でも決まっているのは死である。そんなことを知りつつ生きている。座視という言葉から座死を連想することもある。でも朝になれば生きていて、ほっとする自分がいる。
昔と言ってもほんの少し前のテレビ局の昼間は健康オタクの番組が多く、一度取り上げると売れない食品・商品があっという間に消えた。テレビの番組は事前に企画され、広報されるので食品業界誌の情報網から、量販店の企画部に回され、品揃えを多く用意し、消費者の買い物意欲を取り込むことになる。この様な騒動で多くの商品が生まれ、次の健康食品で記憶の上書きで消えてゆく。時代が過ぎれば長寿は喜ばしいことから、不安の種になった。
この不安から逃れる人は少ないと感じる。今は人生百年と言われるが100歳の男女比は圧倒的に女性が多い。この数字は毎年9月の敬老の日に数字が出る。百歳時にほぼ1対9で女性が多い。
40代の時に感じていたのが少子の数字が出ているのに、予想の少子化の最小の数字をとらないで中間値をとって、与野党が年金の計画を立てていた。どうも戦前戦後の産めよ増やせよの意識が消えず、少子は自然の摂理に反するという意識があったとおもう。日本の社会制度が子を持つ利点が減っていることを感じる。
江戸時代の人生50年から、戦後の60年となり、年金の65歳となった。この年金は平均寿命が73歳くらいの頃から考えられたと言われるが定かな資料の記憶がない。今の年金でも繰り上げ繰り下げの損得計算では12年から13年程生きないと、損をするという。今75歳まで年金の繰り下げ受給制度が始まったが、制度の詳細が個人に伝わらず、生かし切っていないので繰り下げ受給は流行っていない。実際切り下げても13年は生きないといけないし、高額になった年金は天引きの後期高齢者健康保険料、介護保険料・所得税も増えて、手取りガクッと減る。そうなると13年で済んでいた計算が15年になるかもしれない。つまり75歳で受給を始めると90歳で元となる。男性で90歳まで生きる自信があるのだろうか。
90歳まで生きる確率は、男性で4人に1人、女性では2人に1人以上です。
85歳まで生きる確率は、65歳の男性で約30%、85歳まで生きると約56%まで上昇します。
95歳まで生きる確率は、女性が25.2%(0.7ポイント増)と4人に1人を超え、男性は9.1%(0.5ポイント増)と1割に近づいています。
死亡最頻値は、男性88歳、女性93歳となっています。
死亡率性比(男の死亡率/女の死亡率×100)を年齢(5歳階級)別にみると、全年齢で100以上となっており、男の死亡率が高いことを示しています。
この統計から90歳までの男性の生存率は25%程度で、公営ギャンブルの胴元の取り分の25%を連想しました。男性の年金受給繰り下げはギャンブルなのです。胴元の厚生労働省の天下り役人の天国生活支援となるのです。これは票欲しさの与野党の政治家も同罪です。不安を煽り、貯蓄させ、自己の行為の正当性を長寿支援としている。誰でも死は怖い。しかし長寿もそれ以上怖い。
昔と言ってもほんの少し前のテレビ局の昼間は健康オタクの番組が多く、一度取り上げると売れない食品・商品があっという間に消えた。テレビの番組は事前に企画され、広報されるので食品業界誌の情報網から、量販店の企画部に回され、品揃えを多く用意し、消費者の買い物意欲を取り込むことになる。この様な騒動で多くの商品が生まれ、次の健康食品で記憶の上書きで消えてゆく。時代が過ぎれば長寿は喜ばしいことから、不安の種になった。
この不安から逃れる人は少ないと感じる。今は人生百年と言われるが100歳の男女比は圧倒的に女性が多い。この数字は毎年9月の敬老の日に数字が出る。百歳時にほぼ1対9で女性が多い。
40代の時に感じていたのが少子の数字が出ているのに、予想の少子化の最小の数字をとらないで中間値をとって、与野党が年金の計画を立てていた。どうも戦前戦後の産めよ増やせよの意識が消えず、少子は自然の摂理に反するという意識があったとおもう。日本の社会制度が子を持つ利点が減っていることを感じる。
江戸時代の人生50年から、戦後の60年となり、年金の65歳となった。この年金は平均寿命が73歳くらいの頃から考えられたと言われるが定かな資料の記憶がない。今の年金でも繰り上げ繰り下げの損得計算では12年から13年程生きないと、損をするという。今75歳まで年金の繰り下げ受給制度が始まったが、制度の詳細が個人に伝わらず、生かし切っていないので繰り下げ受給は流行っていない。実際切り下げても13年は生きないといけないし、高額になった年金は天引きの後期高齢者健康保険料、介護保険料・所得税も増えて、手取りガクッと減る。そうなると13年で済んでいた計算が15年になるかもしれない。つまり75歳で受給を始めると90歳で元となる。男性で90歳まで生きる自信があるのだろうか。
90歳まで生きる確率は、男性で4人に1人、女性では2人に1人以上です。
85歳まで生きる確率は、65歳の男性で約30%、85歳まで生きると約56%まで上昇します。
95歳まで生きる確率は、女性が25.2%(0.7ポイント増)と4人に1人を超え、男性は9.1%(0.5ポイント増)と1割に近づいています。
死亡最頻値は、男性88歳、女性93歳となっています。
死亡率性比(男の死亡率/女の死亡率×100)を年齢(5歳階級)別にみると、全年齢で100以上となっており、男の死亡率が高いことを示しています。
この統計から90歳までの男性の生存率は25%程度で、公営ギャンブルの胴元の取り分の25%を連想しました。男性の年金受給繰り下げはギャンブルなのです。胴元の厚生労働省の天下り役人の天国生活支援となるのです。これは票欲しさの与野党の政治家も同罪です。不安を煽り、貯蓄させ、自己の行為の正当性を長寿支援としている。誰でも死は怖い。しかし長寿もそれ以上怖い。