ふとしたきっかけで、渋井清という浮世絵研究家を知る。彼は千代田区神田駿河台袋町に住んでいた。そこで渋井清と検索すると、慶応大学出身の浮世絵研究家で歌麿の著書もある。そこで歌麿の本を読みに都立中央図書館へ行く。借り出した本は3冊
西脇順三郎先生記念論文集-- 慶応義塾大学芸文学会 -- 1963.1 --
この記念論文集に渋井清さんの論文があって、どうやら喜多川歌麿の研究者で、喜多川歌麿の妻の考察で有名の様だ。渋井の著書の歌麿の本(1936)には渋井の住所が書いてあって、そこには駿河台
1-xxとなっていた。若干住所が異なっているので、図書館の司書さんに調べてもらうと、どうも千代田区では昭和8年(1933)に関東大震災後の市区改正により、駿河台袋町は駿河台1丁目となった。
今この神田駿河台1付近を検索すると、どうも昔は文化学院と言う学校が今は衛星放送のBS11の本社となっていて、その会社の前の所が昭和の時代に渋井清の自宅だった。今は戦災で転居したようだ戦後の著書の住所は異なる。東京は震災・戦災で都心に近いほど影響があって、仕方なく転居している様子が見える。今は地価高騰と介護の問題で郊外から交通の便の良い地域に再度動きつつある。それは車社会から徒歩社会に戻る傾向がある。東京の移動時間価値と車の保有価値のバランスが江戸時代の価値に近づいて、横に長い家から縦長・タワーマンションとなりつつある。江戸時代の長屋の壁は薄く、夫婦ケンカも長屋中に知れ渡ると言われていた。今のタワマンも上層部は軽量にするため音の通り抜けと、風の力でタワマンが揺れるという。これは地震の回数より多いと思われる。
都立中央図書館の4階でNHKの今年の大河ドラマの宣伝イベントがあった。見に行くが何かNHKの経営が良くない様子が見える。これは8の影響か。
大河ドラマのべらぼうは江戸時代の日本のコンテンツビジネスの始まりで景気の良し悪しと権力の規制・弾圧によって不景気となり、そこから緩めるが、前とは違った展開となる。そして内輪の競争で北方からロシアの脅威が現れ、ナポレオンの戦争がアジアに影響が出て来る。さらに自然災害と予期せぬことが続く。
今から思うと一直線に維新へ向かったように見えるがそれは薩長史観・唯物史観の延長に過ぎない。多くの下層民はただ自分に影響が無いと思っていて、気にしていたのは街道の情報屋で変化を知っていた人だった。医者・画家・本草家もあった。
西脇順三郎先生記念論文集-- 慶応義塾大学芸文学会 -- 1963.1 --
この記念論文集に渋井清さんの論文があって、どうやら喜多川歌麿の研究者で、喜多川歌麿の妻の考察で有名の様だ。渋井の著書の歌麿の本(1936)には渋井の住所が書いてあって、そこには駿河台
1-xxとなっていた。若干住所が異なっているので、図書館の司書さんに調べてもらうと、どうも千代田区では昭和8年(1933)に関東大震災後の市区改正により、駿河台袋町は駿河台1丁目となった。
今この神田駿河台1付近を検索すると、どうも昔は文化学院と言う学校が今は衛星放送のBS11の本社となっていて、その会社の前の所が昭和の時代に渋井清の自宅だった。今は戦災で転居したようだ戦後の著書の住所は異なる。東京は震災・戦災で都心に近いほど影響があって、仕方なく転居している様子が見える。今は地価高騰と介護の問題で郊外から交通の便の良い地域に再度動きつつある。それは車社会から徒歩社会に戻る傾向がある。東京の移動時間価値と車の保有価値のバランスが江戸時代の価値に近づいて、横に長い家から縦長・タワーマンションとなりつつある。江戸時代の長屋の壁は薄く、夫婦ケンカも長屋中に知れ渡ると言われていた。今のタワマンも上層部は軽量にするため音の通り抜けと、風の力でタワマンが揺れるという。これは地震の回数より多いと思われる。
都立中央図書館の4階でNHKの今年の大河ドラマの宣伝イベントがあった。見に行くが何かNHKの経営が良くない様子が見える。これは8の影響か。
大河ドラマのべらぼうは江戸時代の日本のコンテンツビジネスの始まりで景気の良し悪しと権力の規制・弾圧によって不景気となり、そこから緩めるが、前とは違った展開となる。そして内輪の競争で北方からロシアの脅威が現れ、ナポレオンの戦争がアジアに影響が出て来る。さらに自然災害と予期せぬことが続く。
今から思うと一直線に維新へ向かったように見えるがそれは薩長史観・唯物史観の延長に過ぎない。多くの下層民はただ自分に影響が無いと思っていて、気にしていたのは街道の情報屋で変化を知っていた人だった。医者・画家・本草家もあった。