三菱１号館美術館でマネのモリゾを見る

三菱１号館美術館でマネのモリゾを見る
過日、大手町東京会館で築地市場関係のパーティがあった。６時始まりという築地時間にとっては夜中ともいえる始まりなので、空白の時間を埋めるため、三菱美術館に入った。４時過ぎという時間だったので周囲がほとんど女性だった。ここは２回目の訪問であるが美術館としては大作を展示するには広さが足りないが部屋数が多いので展開を演出するには面白い。
　マネは普仏戦争後のパリコミューンの戦闘にも参加した画家でもある。明治の日本は英独仏の３カ国の政治が微妙に影響していて、理解するのが大変である。
　さて三菱１号館は福神漬の話の出だしになるのだが、大正１２年７月に三菱レンガ街にある三菱商事の一室から話が始まる。どんな雰囲気だったのだろうか。缶詰業界は今より元気であったと思う。