国道165号線沿いの三本松駅あたりから県道242号線に入り、深野を目指す。
三本松駅といえば、滝谷花菖蒲園がすぐそばだがここはパス。
他にも道があっただろうが、三本松の駅前からくねくね山道を行く。
細い林道が続き、ほんとにあるの・・・?と、思ったが、
道標がしっかりあったので迷わず着いた。
深野地区に入ったものの、はたして探しものはどこに・・・?
昨日開催された「ささゆり鑑賞会」に参加していれば、ささゆり開花場所など
案内してもらえたので行きたかったのだが・・・。
集落が見える下りカーブを曲がった所が少し広場になっていて、ベンチが置いてあった。
その下って来た斜面にピンクの花がちらほら咲いているのが見えた。
看板が掲げられている。
そうかぁ、30年前までは、咲き誇っていたんだ。
そらママさんが裏山で両手いっぱいとってきたと言う。
ここ深野だけでなく、どこにでもそういう所があったんだろう。
ささゆりのそばに数字が書かれた木が立っている。
管理番号なんだろうか?
今回、深野で見れたのは2箇所の群落。
あっちの谷はたくさん咲くのに、今年はシシ(いのししだろうか?)に
根を食べられて1輪しか咲かなかった・・・と、地元の方が言われる。
ゆり根だもんなぁ、シシもおいしいんだろう。
ネットは動物よけだろうか?
あざみが一輪。
先ほどの場所から集落の中へ歩き出し、ふと上を見上げると、そこにも群落が。
道の駅「宇陀路室生」で、こんなささゆり1本が400円で売られていた。
どうせなら5本は欲しいところだが、それでは2000円。
ちょっと高いなぁ・・・。
花のそばには近づけず、かなり離れた所から望遠で撮った。
コンデジならちょっと難しいかも・・・。
左下に民家の屋根が見える。
「日本の里100選」に選ばれている深野、田植えの終わった棚田に
紫陽花やさつきが色を添える。
日本に生まれて良かった・・・と、思うひととき。
神明神社の石垣沿いに咲く紫陽花。
ささゆりは見頃だが、紫陽花はまだこれから。