串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

ホテルパールシティ八戸

2018年08月04日 | 宿-東北

2018.07.31 JALで三沢空港へ。

伊丹~三沢は1日1往復。

伊丹発11:55なので飛行機に乗るまでに昼食を。 

おいしそう!と、飛びついたのが ↑ 。

売店は何か所もあったが、関西旅日記という所で買った穴子ちらし¥842。

コンパクトだが、手毬ちらし寿司といろんなお寿司が詰まっていて満腹。

味付けも良いし、添えられた煮タコや卵焼きもおいしい。

搭乗口のベンチに座りパクパク。

はぁ、おいしい弁当だった。

最近、乗っているのはLCCばかり。

久しぶりにJALに乗ったが、飲み物のサービスがあり驚いた。

ANAの飲み物が有料になった頃から飛行機に乗る事は少なくなっていた。

ANAも無料飲み物サービスはあるのかしらん?

 佐渡ケ島がくっきりと島の姿を見せていた。

 三沢空港は自衛隊、米軍、それに民間航空会社と3つが運用している。

ジェット戦闘機が離陸する時、凄い音がする。

遠く離れているのに、飛行場全体にジェット音が鳴り響く。

 三沢空港からバスで1時間本八戸へ。

八戸と本八戸、同じ場所だと思っていた。

大阪と梅田、天王寺と阿倍野というように鉄道会社によって地名が違うだけだと思っていたが、八戸は違った。

大阪駅と新大阪駅が離れているように両者は8キロ離れている。

三社祭りは本八戸で開催されるが、当初予約していたビジホは八戸駅周辺。

これはいけないと急遽本八戸でビジホを探し、ホテルパールシティ八戸で連泊。

今回は一人旅なのでシングル。

ウォシュレットも快適、クーラー もよく効いて部屋に文句無し。

でも夜寝ていると階上か隣の部屋か分からないが、大きな音が何度も聞こえ、目が覚める事があった。

 

                    

 電気ケトルはお洒落なデロンギ製

デロンギ製の高級な電気ケトル、ビジホでは初めてお目にかかった。

部屋着は絹のような感触の上下で、着心地良い。

 

 

 2泊目だけ夕食付で予約していた。

 1日目の朝食は和食。

和食か洋食は前日に選んでおく。

う~ん、この朝食が700円。

ちょっとお粗末だなぁ。

無料の朝食内容とそう変わらない。

 2日目は洋食にした。

1400円ぐらいの夕食はまずまず。

夕食は前もって予約しておかないといけない様子。

朝も夜もコーヒーは無料で飲め、持ち帰れるよう紙コップが置いてあった。

8/1は祭り料金なのか、7/31よりは高かったが、普段ならリーズナブルな料金で泊まれる。

結構居心地の良いホテルだった。

このホテルを拠点に2日間三社まつりを楽しんだ。

ホテルから会場辺りまでは10~15分程歩かないといけないが、祭り終了後本八戸のプラットホームには多くの乗客が。

八戸駅周辺に宿をとっていたら、私も列車に乗らなければいけなかった。


いわき荘のもてなし

2018年05月22日 | 宿-東北

翌朝7:00~、いわき荘周辺の桜見物ツアーがあった。

マイクロバス1台なので、定員は20名程だろうか、
前日チェックイン時にツアーの開催の話があり、飛びついた。

 朝食も7:00~なので、このツアーが終了する8:30頃までお預け。 

小雨降る中、バスは県道3号線嶽温泉の方へ。 

県道3号線沿いに続く世界一の桜並木の桜はすでに
終了まじかだったが、少し標高が高いこの辺りは満開。

脇道へ入り桜のトンネルへ。

思わず、うわぁと声が出た。 

 続いて嶽温泉周辺にある水芭蕉沼へ。

 かなり広い群生地。

これから咲くのも多いのか?花はいきいきしていた。 

いわき荘の方へ戻り、桜林公園へ。 

青空の元の桜もいいが、霧に包まれる桜も素晴らしい。 

 早朝なので私達以外誰も居ない静かな桜林。

 

 

 

こんな素晴らしい所があるなんて、知らなかった。 

岩木山の登山口でもある。 

 一画にカタクリ群生地もあったが、花は終わったのだろうか?
ほろんど見られなかった。

弘前城の桜が終わり、がっかりしている人は、ここまで
足を延ばすとステキな桜が見れますよ。

 そして岩木山神社へ。

 こちらの桜は落下盛ん。

 

 これも狛犬と言うのだろうか?

一つの石から柱と狛犬が彫られているらしい。

こちらはさかさま。 

しっとり、静かな境内で心洗われた。 

約1時間30分のツアー、もちろん無料。

嬉しいいわき荘のもてなしでした。

いわき荘に戻り、さぁ朝食。 


アソベの森いわき荘-2

2018年05月22日 | 宿-東北

 プランはスタンダードのかかやまSTプラン。

夕食はレストランアソベの森で。

17:30か19:15スタートが選べる。

19:15~はちょっと遅いので17:30にした。

 お品書きには旬彩とある前菜。

グラスの中はじゅんさいのゼリー寄せ。

わらびの納豆和えにマグロのぬた和え。

こごみも添えられ、季節感満載の料理。

 じゅんさいベースにエビ、ウニ、そら豆・・・。

う~ん、じゅんさい大好き。

じゅんさいのとろみとゼリーがよくマッチして、これはおいしい。

 お酒が進みそうな料理。

で、季節限定さくらひらりという純米酒4合瓶を注文。

お好きなちょこでどうぞ・・・。

うわっ~、これは迷う。

3~4つは使ってみたいけど、1つだけで我慢。

頼めば2つぐらいはOKだったかな? 

造りは鯛の皮の霜降り、ヒラメの桜〆

ヒラメ、ちょっとふにゃふにゃ。 

 焼き物は青森県産牛肉の炙り焼。

左端は豚肉ロースト。

盛り付けもお洒落で、少しづついろんな物が食べられ、これもいい。

 ホタテ豆腐だが、量が多くてこれでお腹いっぱいになってしまった。

こんなに要らない。

 留め碗はナスのねばねばサラダ仕立て。

長芋、メカブ、なめこ・・・ねばねばトリオ。

薄味の出しはいい味で、とってもヘルシーな逸品。

 お漬物は自由に。

長芋やら、ニシンと大根・・・。

これだけでも充分お酒が呑める。

デザートは桜羊羹。

とても手の込んだおいしい夕食だった。

これでスタンダードプランだからDXプランならどんなに豪華だろうか? 

 朝食はバイキング。

 風呂は2ケ所あり、こちらは本館にあるひば風呂

入浴時間は、5:00~20:00までと終了が早い。

横にコインランドリーが1台。

近くにコンドミニアムという長期滞在向きの部屋がある。

内湯だけの簡素な浴室。

床、滑らないような配慮もされている。 

 

 

こちらは露天風呂もあるひば大浴場。

入浴時間は5:00~23:00まで。

写真を撮った後、入り口辺りの貼り紙に写真撮影禁止と・・・。

すみません、どなたも入ってない湯船の写真を1枚だけ貼付け
ますので、目をつぶって下さい。 

源泉名:百沢岩木町源泉 温度:48.6度 
Na=328.2  Mg=117.6  Ca=138
Cl=525  HCO3=939.7  
成分総計:2447mg/Kg  Na・Mg・Cl-HCO3・Cl泉

もう一つ成分分析表が掲げられていたが、
こちらは現在使われていないのだろうか?

源泉名:百沢温泉 温度48.5度
Na=169.3  Mg=81.1  Ca=28.9
Cl=219.8  HCO3=631.6
成分総計:1539mg/Kg  Na・Mg-HCO3・Cl泉

各浴槽の情報が開示されていて好ましい。

評判通りいい宿でした。

備品も揃った部屋はきれい、温泉も源泉掛け流し、食事もおいしい。

季節を変えて又泊まりたい宿です。

 


アソベの森いわき荘-1

2018年05月20日 | 宿-東北

 弘前市郊外、百沢温泉アソベの森いわき荘

 

広い戸外の駐車場に停めたが、建物内にも駐車場が
あるのを見つけ、停めなおした。

翌日は雨だったので、ここに停めたのはラッキー。 

10台ぐらいは停められるだろうか? 

この駐車場は第二駐車場で、B1フロアー。 

1階のフロント。 

ロビーの奥にレストランアソベの森。 

 大浴場横にある湯上り処すぶとの間

立ち寄り入浴客の休憩所になり、夜ここで津軽三味線のライブがあった。

その準備が整ってます。

コインランドリーは、B1階に2台、本館ひば風呂横に1台、計3台がある。 

B1階には乾燥室があり、洗濯物もここに干しておけるようだった。

洗濯物だけでなく、スキーシーズンには重宝するでしょう。 

新館4階の部屋が並ぶ。

右側の部屋が岩木山側。

部屋の室名にはリンゴの名前が付いている。

 

部屋は玄関に面した8畳間の406号室。

向かい側の部屋なら岩木山が見える。

 

お洒落な椅子が置かれた広縁。

椅子に座布団、欲しいなぁ。 

 

機能的にまとめられた部屋。

金庫もパーソナルタイプ。

BS、WiFi OK。 

 洗面所の左手にウォシュレットのトイレ。

冷水も用意されている。

                    

冷蔵庫の中にウェルカムドリンクのりんごジュース。

お迎え菓子はない。

作務衣が一人2セット用意されていた。 

今回9泊したが、持ち帰りOKのタオルは、これだけだった。

北海道の宿は全て貸しタオル。

持ち帰ると貯まってしまうタオルだが、旅行中に使うので
もう少しあれば良かったかな。

寝具は東京西川のAIR 01 のマットレスで寝心地抜群。

枕も健康枕というのがフロントで借りられる。

ホスピタリティ文句無し、人気がある宿なのはよく分かった。

いわき荘から嶽温泉方面へ少し走った所にある養蜂店

いわき荘の売店でここの蜂蜜を買ったが、この店の方が安かった。 


酸ケ湯の食事

2018年02月04日 | 宿-東北

酸ケ湯の夕食は17:30~19:30まで。

朝食は6:30~8:30(8:00までに食事処へ)。 

 夕食と朝食、場所は違ったが、どちらも本館2階の食事処で。

千人風呂に負けないぐらい広い所に、これまた多くの宿泊客。

大きなお盆の上にデザートまでのっている。

空いたスペースには刺身が出てきた。 

ヘルシーな料理が並ぶ。 

 

 

 冷たいものばかり並んだ中、一人鍋だけが温かい料理だった。

最後にキノコたっぷりの味噌汁が出て、これはおいしかった。

どれも味付けは良い。

若い男性なら物足りないでしょうが、私ら老人にはこれぐらいの量で丁度良かった。 

 朝食はバイキング。

品数は多くない。

ドレッシング掛け過ぎ。 

 

平日ならトイレ付8畳間が12000円までで泊まれる。

男性にはいいでしょうが、女性は風呂を考えるとちょっとねぇ。

明日から北海道へ行って来ます。

しばらく更新はありません。

昨年10月に行った北海道もまだ全部アップ出来てないのに・・・。 

 


酸ケ湯温泉旅館の湯治3号館

2018年02月04日 | 宿-東北

 酸ケ湯温泉、過去2度泊まった事がある。

一度は旅館部だったが、食事がまずかったので、次は湯治館で素泊まり。

湯治3号館がリニューアルされ、トイレ付になったいうので、北海道の帰途、その部屋に泊まってみようと。

 平面図を見ると、ほんとに広い館内だわ。

 案内されたのは湯治3号館1階の一番奥の8畳間。

広げたらいいように布団が置かれていた。

いちおう椅子とテーブルセットもあり使いやすい。 

入り口方面を見て。

クローゼットの横に大きな冷蔵庫。 

 

 WiFiは部屋でも使えた。

 トイレ(ウォシュレットだったと思うが)と洗面所は一体。

アメニティは何もない。 

                    

 今回泊まった宿にコインランドリーがある宿はほとんどなかった。
やっと洗濯できるとコインランドリーへ。
2台のうち1台は2槽式の手動タイプ。
もう一方の全自動は使用中だったので、仕方なく2槽式で洗濯を始めるが 
何度も部屋との間を往復しなくちゃいけなかった。今時、2槽式とは。 
長らく愛用していた我が家でも全自動に変えたのに・・・。 

コインランドリーの横は自炊場。 

 冷たい清水が流れ込むシンク。

 ガス、無料だったかなぁ?

コンロも旧式のものではない。

部屋のポットの湯がぬるくなれば、ここで沸かすように・・・との事。

 湯治3号棟の廊下です。

この一番奥の部屋でした。

突き当りはギャラリー神舞閣

誰でも自由に使える。 

 

 

夕食後津軽三味線のライブがあった。

20分程の週末ライブ。

久しぶりに聞く津軽三味線。

これを聞くと、あぁ、青森に居るんだ・・・と。

ついでに頭の中でねぶた囃子が鳴っている。 

立ち寄り客の喧騒がウソのように静かな酸ケ湯。

あのヒバ千人風呂は朝8:00~と20:00からの1時間は女性専用になる。

混浴苦手なので、玉の湯という女風呂へ行くが、これが遠い。

館内を延々と歩きたどり着くとあふれんばかりの女性達。

湯治3号館に男性用の玉の湯が出来ていて、ここなら泊まった部屋に近い。

女性はイ棟に泊まると玉の湯に近いが、トイレは部屋になかったハズ。

湯治3号館はトイレもあり使いやすい部屋だが、女性の風呂を考えるとあかんなぁ。

24時間のうち2時間だけが、男性の目を気にせず千人風呂に入浴出来る私ら女性。

もうちょっと女性に配慮した風呂造りをして欲しい。


四季彩の宿 ふる里の食事

2017年10月19日 | 宿-東北

食事は朝・夕共に食事処で。

さざなみという部屋に4組(3組だったかな?)。 

夕食は18:00と19:30から選べ、私達は18:00~。 

テーブル席なので楽だが、席に着くなりお鍋に点火された。

これは、もう少し後の方がいいんだが。 

野菜中心の前菜。

左手前のほおずきは、クリームチーズをサーモンで巻いたもの。 

お鍋は2種の中から予約時に選んでおく。

選んだのは鶏の塩鍋

もう1種は海の幸の豆乳味噌鍋

こっちも食べてみたい。 

 塩鍋との事だが、味は薄く私には丁度良い。

つみれもほとんど味がついてないように感じたが、素材が良いのかとてもおいしい。

 造りは岩手牛のあぶり、三陸産のマンボウ、殻を剝いた甘エビ。

 これで一人前。

岩手牛の炙り、あまりおいしくない。

初めて食べるマンボウはアワビのような食感。

甘エビ、食べやすいが、豪華さはない。

マイタケの土瓶蒸し。 

 焼き物は焼きナスの豚肉巻き。

タマネギの上にはきんぴらゴボウ入りの擬製豆腐。

甘めソースを絡めて一口でパクリ。

タマネギの辛さがソースとよくマッチしておいしい。

生ハムとリンゴをライスペーパーで巻いたもの。 

これも一口大で食べられるが、パクっと食べてはもったいないような深い味わいがあった。

洋皿はなかなか凝っていておいしい。 

天ぷらは柿、マイタケ、モロッコ豆。 

 ご飯のお友にわさびの茎と豚ひき肉炒め。

 椀の中身はなら茸とカイワレ。

お漬物は長芋の三五八漬けと芽キャベツの浅漬け。

彩りはきれいだが芽キャベツはちょっといただけない。 

デザートはマロンスティックと南瓜のケーキ。

煮リンゴでお口をさっぱり。 

皿数が多いので料理は多いように感じるが、全体量としては丁度良い量だと感じた。

しかし、鍋で結構お腹がいっぱいになった。

朝食は7:30~、8:30~どちらか。

昨夜と同じテーブルだが、窓の外はこんな庭だったんだ。 

ご飯のおかずが色とりどり。 

 

 

 半熟卵の下はマッシュポテトで、量も多くちょっと持て余し気味。

 お鍋が2種類。

相方は厚揚げの鍋、私は豚肉の鍋と二人の好みにぴったり。

 

 デザートもしっかり2種。

飲み物はセルフで。

いい宿だった。

いつでも入れる部屋風呂、部屋の備品類もよく揃っているし、食事も工夫されおいしい。

露天風呂付きおまかせ客室というプランで@15000とコスパも良い。

通常なら@19000だが、これだと我が家ではちょっと考えてしまう。

雪景色の中、春の山菜シーズン、季節を変えて又泊まってみたい。


湯川温泉 四季彩の宿 ふる里

2017年10月15日 | 宿-東北

2017.09.28  日本海沿いに北上し、秋田自動車道に入り、湯川温泉を目指す。 

ほっとゆだ駅から10分足らずで、四季彩の宿 ふる里に到着。

宿の前にバス停有り。 

これなら公共交通機関で来てもアクセスは良いでしょう。

 ロビーの左手へ行くと、風呂や客室へ。

 

突き当りを右に行くとロビー。

貸切風呂(有料)があり、数段下りて風呂へ。 

途中自動販売機のコーナーに製氷機が置かれていた。

以前なら痛めたヒザを冷やすために製氷機があれば喜んだものだが、今は要らない。

ヒザ、治った訳じゃないけど、面倒で冷やすのはヤメ。

部屋がある別館の2階へ。

この階段の目の前に男女別の風呂があり、部屋から近くて便利だった。 

 男風呂の前の廊下をずず~っと歩くと南館だがここは遠い。

ずず~っと歩いた南館にある談話室。

 

部屋は和モダンなツイン。 

小上がりにベッド。 

このソファー、なんだか落ち着かない。 

 入り口方向を見ると・・・。

ピカピカの床、汚れがよく目立ちそうで、掃除は気を遣うことでしょう。 

 入ってすぐの所に洗面所とトイレ。

 アメニティは一般的。

                    

          案外大きな空の冷蔵庫。その上には冷水とお茶セット。
       館内全ての水道は地下水利用、天然のミネラルウォーター。
       フタを開けると、うわぁ~多彩。コーヒー、紅茶、緑茶に昆布茶。
       それに小ぶりのマグカップ・・・所狭しと揃えられている。

 

お着き菓子のおよねまんじゅう、おいしくてお土産に買う。 

 キーは2本。

横の器は小物入れ。

 女性用の足袋は普段使い出来るしっかりしたもの。

男性用は、よくある無地の足袋だが。

 部屋の奥、和賀川に面して露天風呂とシャワールーム。

バスタオルも2セット。

 

 露天風呂には滞在中ずっと湯が注がれていた。

朝、冷たくなってるかな?と、思ったが、そうでもなく適温だった。

湯はほんのりと硫黄臭がし、浴感はつるつる、いい湯だ。

湯口では50度ほどの湯が、湯船では42~43度ぐらい。

大浴場の露天風呂。

確か、浴室入り口にカメラ持ち込み禁止とあったような。

ちょっと記憶があいまい。

今回の旅では写真禁止の貼り紙を何か所かで見かけた。

そういう所が増えてきているという感じがした。

盗撮が問題なんだろうか?

そういうつもりは全くなく、純粋にステキな温泉を紹介したいだけの私は悲しい。

ふる里さんの湯は独自源泉で湧出量は毎分620Lもある。

以前は配湯利用だったが、湯量が減ってきたので独自に温泉を掘ったところ、何日もかからないうちに今の源泉が出たという。

源泉名:湯川温泉(ふる里の湯)温度:56.6度 PH=8.0

Na=507.6  Ca=26.9  Cl=506.3  SO4=306.7  HCO=116.3

成分総計:1608mg/Kg の  Na・Cl-硫酸塩泉。

禁止だったらごめんなさい。

この露天風呂が実に気持ち良かったので、これだけアップします。

紅葉は色づき始めたばかりだったが、今頃は見頃になっているかも。 

前面の崖には地層が何段にも見える。

そして川床には一条の緑の石が続く。

地質学的には興味深い所のような気がした。


なの花温泉田田-3(食事)

2015年10月22日 | 宿-東北

なの花温泉田田、ネットからの予約では、素泊まりか朝食のみのプランだが、電話で予約したので1泊2食付。

夕食は和食処なな味で17:30~。

 

食は1300円、2000円、2700円と3つのコースがあり、真ん中の2000円コースで予約しておいた。

ご飯、味噌汁まで一気出し。

刺身、煮魚、揚げ物、茶わん蒸しも並び、2000円にしたら豪華じゃないかと思う。

揚げ物は、舞茸をサーモンで巻いて天ぷらにしてある。

しかし、味は・・・、う~ん。

 

一気出しではお酒も進まない。


 

朝食は7:00~。

ご飯、味噌汁、納豆や海苔などはセルフのハーフバイキング。

朝食は970円。

1泊2食で、一人7700円と、ビジホ並みの料金で、あの温泉が楽しめるのだから悪くはないが、もう少し、おいしければ・・・。

急遽予定を早めた旅で、宿がネットでは満室だったが、この田田遊楽里もダメ元で電話してみたら、すんなりとれた。

ネットでの客室提供は、ごく一部なんだろう。

 


なの花温泉田田-2(風呂)

2015年10月20日 | 宿-東北

まずは、なの花温泉田田の宿泊者専用の内湯から。

こちらはチェックインから24:00まで、朝は5:00~入れる。

アメニティはほとんど無し。

う~ん、これは臭素臭? 

成分総計28180mg/Kg  と、濃いナトリウム-塩化物強塩泉が掛け流し。

濁り強く折り曲げた足も見えないほどで、口に含むとえらく塩辛い。

つるつる感も強く、存在感のある湯だった。

 

シャンプー類はポーラの製品で、顔専用も置いてあるのは、初めて見た。

日帰り施設のシャンプー類は、これとは違い安価なものが置かれていた。

日帰り施設の方は朝6:00~。

6:00前に宿泊棟から続く、日帰り施設の入り口に行ったが、まだ鍵がかかっていて入れない。

6:00を過ぎ、スタッフが何かしらの用事でこちらの方へ歩いて来た。

私が待っているのを見ているはずなのに、無視して廊下を曲がって行く。

あれあれ。

しばらくして掃除のおばさんが私を見つけ、スタッフに声をかけて、やっと開錠された。

総じて、ここのスタッフは頭が高いような印象が残った。

日帰り施設の風呂場の入り口には、男女別の分かりにくい立て札があるだけ。

そして時間によって男女の浴室が入れ替わる。

夜は左の浴室が男性用だったが、朝は入れ替わっている。

間違っていないだろうなぁ・・・と、確かめながら左の浴室へ行き、誰も居ないので写真を撮っていると、男性が入って来て掛け湯をしている。

「日替わりでこちらは女性用ですよ~」と、言うと、慌てて彼は飛び出した。

もう少し黙っていれば良かったかな。

もっと分かりやすい表示にするべきだと思うが、彼もこれからは注意する事でしょう。

暖簾はどうだったか・・・?

鍵がかかるロッカーも有り。

大きな岩風呂だが、湯気で全体が見えない。

加水、循環されている大きな浴槽は、やや黄色みを帯びた透明湯。 

こちらは宿泊者専用の内湯と同じ色合いの湯で、源泉風呂と思われる。

泉質を楽しむなら宿泊者専用の内湯がいいし、大きな風呂で・・・と、いうのなら日帰り施設の方へ行けばいい。

両方楽しめ、お得感有り。

  • 源泉名:4号源泉 温度:51.2度 PH=7.1
  • Na=9876  K=241.7  Mg=198.8  Ca=372.6  Fe2=5.6  Cl=16360  Br=121.5  HCO3=736.6
  • 成分総計:28180mg/Kg  Na-Cl 強塩泉
  • 夏場は加水、加温無し、掛け流しだが塩素消毒あり

 


なの花温泉田田の宿-1

2015年10月18日 | 宿-東北

10月6日 鶴岡市郊外三川町にあるなの花温泉田田に宿泊。 

日帰り施設も併設し、道の駅もあるという広大な敷地内に建ち、いったいどこが宿の入り口なのか少々迷った。

 

                         

庭を囲むように3つの宿泊棟があり、なかなかモダン。 

部屋はツイン。

和室もあるが、どちらかといえばビジネスホテルのような感じで、ツインとシングルの部屋が多い。

泊まっている人も常連とおぼしきビジネス客が多かった。 

 天井に灯りはなく、客室全体が暗い。

鍵を開けて部屋に入ったら、カーテンが閉めてあったので真っ暗。

灯りの電源を探すのに手間取った。

デスク前の鏡の上に灯りがあるのに気づいたのはチェックアウト寸前。

コンセントが見つからない。

やっと探し出し、これで電気ケトルの電源が入れられる。

これもチェックアウト時に気づいたのだが、デスク前の鏡下部にコンセントがあった。

次に泊まるようなら、要領は分かるが、初めての客は戸惑う事でしょう。

 

 ユニットバス・トイレ。

 

宿泊者専用の内湯の横にコインランドリーあり。 

こちらはロビー。

右手に行くと宿泊者専用の風呂場。

 


遊楽里-3(食事)

2015年10月10日 | 宿-東北

夕食18:00、朝食は7:00からにしてもらった。

食事処は7階のレストランで、朝・夕共にいただく。

日本海に面した明るいレストラン。

お品書きも添えられ、豪華ではないが、しっかりした上手な味付けに大いに満足。

こういう公共の宿での食事は期待してなかっただけに嬉しいし、又、泊まりたい宿になってしまった。

茶わん蒸しには豆腐とホタテ。

右の器は焼き茸の柚子ポン酢和えだが、いったいどういう味付けなのか分からない程おいしかった。

少々冷めていたが、豚肉の塩麹ソテー

塩麹は一時ブームになったが、私は使った事がなかった。

しかし、まろやかなおいしい味に仕上がっていたので、これは塩麹使ってみなきゃ・・・と、いう気持ちになった。

そして豚肉の下には野菜がたっぷり。

好物の天ぷらも。

秋鮭のチャンチャン焼き。

これにも野菜がたっぷり添えられ、ともすれば野菜不足になりがちな宿の料理とは一線を画している。

庄内の芋煮。

山形の芋煮は、牛肉ですまし味だが、庄内の芋煮は、豚肉で味噌仕立て。

これでお腹いっぱい、ご飯は辞退。

デザートはぶどうと赤いグレープフルーツ。

グレープフルーツはいただけない。

おいしい夕飯だったが、ちょっと物足りないのは、海のそばなのに魚が案外少なかった事かな。

刺身は地魚2点盛りという事だが、サーモンは地魚なんだろうか?

朝食にはイカの刺身も付いていた。

サラダ、漬物類はセルフで。

カブラ漬けがおいしい。

湯豆腐の中にはすり身団子。

このようなプランもあるので泊まらなくても、食事と宿泊棟の風呂は利用できます。


宿泊料金はオール込@8000。

そして嬉しい事には遊佐町のプレミアム旅行商品券が2人分4000円も付いていた。

宿のサイトから直予約したので、これがもらえたのかもしれない。

他の宿泊サイトからではどうだが不明。

宿泊料金には使えないが、宿でのお土産代や道の駅鳥海での買い物に使える。

これで、ガソリンを満タンにした。

そしてそして、県外の宿泊者を対象にしたアンケートに答えると、この日の宿泊料金が20%オフになるという。

もちろん、二人して簡単なアンケートを記入。

後でふるさと納税依頼のDMなどがくるかもしれないが、今までに2度湧水を汲んでお世話になっている遊佐町、私はふるさと納税をしようと思う。

いい宿でした。

この辺りを通る時には、又泊まりたい宿です。 


遊楽里-2(風呂)

2015年10月10日 | 宿-東北

遊楽里には宿泊者専用の内湯と、日帰り施設あぽん西浜が横にあり、両方の風呂に入れる。 

嬉しい事に宿泊者専用の内湯は一晩中入れる。

加温の上、掛け流しなのに、一晩中okとは立派です。

まずは2階にある宿泊者専用の風呂から。

アメニティは化粧水と乳液、ハンドソープ・・・。

入った途端、凄い薬品臭がした。

一瞬、塩素かな?と、思ったが、どうも塩素臭ではないが、塩素消毒はされている。

臭素臭かもしれない。

紅茶色の湯で、湯船の真ん中はジャグジー。

 

アメニティはこれだけで、石鹸もない。

日帰り施設の方も同じシャンプー類だった。

薄い塩味がし、浴感はつるつる。

力強い湯だが、もう少しぬるくてもいいかな。

湯上り処に冷水と冷えた百草水が置かれていたが、ダイエットという文字に惹かれ百草水の方ばかり飲む。 

      

こちらは日帰り施設あぽん西浜の脱衣所。

鍵がかかるロッカーもあり。

チェックインした日の夜は混んでいたが、翌朝の6:00一番風呂をいただく。

うん?前夜入った時、この内湯の湯は黄色い透明な湯だったのに、この一番風呂は茶色く濁っている。

日によって色合いが変わるらしい。

この内湯は、加温、循環併用、塩素消毒。

内湯に比べると小さな露天風呂がある。

うん?内湯の湯とは違う。

笹濁り色したこの湯は好きだなぁ。

この源泉は鳥海源泉で、後から掘削して出た湯らしいが、こちらの湯の方が断然いい。

  • 源泉名:鳥海源泉 温度:38.7度
  • Na=2660  K=204.9  Mg=69.4  Ca=110.1  Fe2=3.9 / Cl=4335  HCO3=873.7  CO2=350.5
  • 成分総計:8484mg/Kg  の ナトリウム-塩化物泉

鳥海源泉は日帰り施設あぽん西浜の露天風呂だけに使用され、加温のみの源泉掛け流し

一方、宿泊者専用内湯と、あぽん西浜の内湯は、西浜源泉

  • 源泉名:西浜源泉 温度:38.2度
  • Na=1240  K=85.2  Mg=55.9  Ca=104.9  Fe2=1.0 / Cl=1929  Br=15.4  HCO3=306.8
  • 成分総計:4429mg/Kg の ナトリウム-塩化物泉

遊楽里-1

2015年10月09日 | 宿-東北

当初の予定は10/10からの三連休だったが、台風23号が発生しているし、
天気も良くなさそうなので、予定を早めました。

ネットでは満室になっていたが、宿のサイトでは電話予約プランもあるので、
ダメ元で電話してみたら空いていた。

1泊2食税込で@8800と安い。

大きな施設で客室は3階~6階まで40室もある。

ネットに提供してる客室はごく一部でしょうか。

ここは鳥海温泉遊楽里(ゆらり)。

 

部屋は8畳の和室。

広縁の窓は西陽でまぶしいが、窓の外には日本海が広がる。

大きな空の冷蔵庫。

広くて使いやすい洗面台。

左横はウォシュレットのトイレ。

 

各階エレベーター前には、いろんなサイズの浴衣と羽織が置かれている。

部屋に羽織はなかったので、要る人はどうぞ・・・。

窓の外、夕陽が沈もうとしています。

 

完全に海のかなたに消えました。

はぁ、部屋で座りながらこのショーを見れるなんて。

そして翌朝。

廊下の窓からは朝日が。

鳥海山も雲一つなく、くっきりと頂上まで見せてくれます。

見とれていると、カラスの軍団がお目覚めで、鳥海山の方向へ飛び立っていきます。

おびただしい数で次から次へと。


みやまの風呂

2015年05月13日 | 宿-東北

みやまの風呂は男女別の内湯のみ。

露天風呂があるなら夏はアブに悩まされるかもしれない。

カランは5ケ所、湯船は4人も入ればいっぱいの小さなもの。

夜は紅茶色に見えたが、朝、明るい光のもとでは濃い緑色に見える。

細かな泡と一緒に源泉がほとばしり出る。

湯は40度ほどのぬるいめで長く入ってられるが、よく温まる湯で、湯上りもポカポカ。

掛け流しになっているので、気持ちよく入っていたが、朝の光のもとでは湯の花だけではない浮遊物が見える。

換水頻度が気にかかる。

毎日湯を入れ替えているなら、あの湯アカのような浮遊物はないのでは・・・と、素人は思う。

入浴目線で入り口方面を見ると。

浴槽と洗い場の間にパーテーションがあり、その下へ浴槽から湯がこぼれ出る。

アメニティはせっけんシャンプー系と環境に優しいが、使い慣れない相方は「髪がバシバシ」とこぼす。

オケに少々の湯を入れ、そこへリンスをポタポタ。

そのオケの湯でリンスするんよ・・・と、言っても「アカン」と。

脱衣Boxの横に鍵がかかる貴重品入れが、各Boxに付いている。

ちなみに部屋に金庫はなかった。

コスパは良くないし、ホスピタリティも良いとは言えない。

これなら6畳と狭くトイレは共同だが、本館のキッチン付の部屋に泊まり、別館と同じ内容の夕食を頼めば@10300(2名一部屋)と
別館に泊まるより6000円近く安く泊まれるので、次回泊まるような事があれば、この本館でいいかな。

チェックアウト時、ご主人はもとより女将と大女将も見送って下さった。

この宿の大きな魅力は、経営者一家のお人柄かもしれない。

源泉名:板垣1号 PH=8.0 温度:43.7度 成分総計:764.3mg/Kg  のアルカリ単純泉。