新潟から日本海東北道の終点中条インターで降り、
国道113号線で、小国町を目指す。
この旅の第一湯は、荒川峡温泉郷の一つである「湯沢温泉」の共同浴場。
こげたような臭いが充満する浴室で、一人
結構な量の掛け流しの湯を楽しんだ。
いいです、この共同浴場。
雲母よりいい。
仙吉さんに教えてもらった、道の駅「白い森おぐに」で食事
しようと立ち寄るが、まだ準備中の看板が・・・。
あと20分ほどなのだが、これが待てない。
それならばと、金目そばの館を目指す。
くねくねとたんぼや畑の広がる道を進み、この先は
行き止まりという所に、立派な建物が見えて来た。
私は普通、相方は大盛を注文。
おしのぎに運ばれてきたのは、きゅうりの漬物と、
かぼちゃの甘煮。
この、かぼちゃの甘煮は、まるでさつま芋かと思うほど
きれいな黄色で、すっご~く甘くておいしかった。
「里山の天麩羅」は、ナスやかぼちゃのつる、よもぎなど
文字通り、近所で採れた野菜たち。
そばが運ばれてきた。これで、並。
相方の大盛は多過ぎて、食べ残してしまった。
自家製粉した粉で打つ蕎麦は、10割蕎麦。
香りは感じないが、蕎麦は甘い。
コシもあり、おいしい蕎麦だ。
しかし、つゆがいけない、薄い。
江戸っ子なら「かえしが出来ていない!」と、きっと言うだろう。
蕎麦をどぼっとつけて食べるにはいいのだが、
江戸っ子のように、ちょっとつけてという訳にはいかない。
〆に、湧き水で淹れたコーヒーを注文。
濃くて、ちょっと苦めは、私好みで、なかなかいけました。
ふ~っ、お腹いっぱいになりました。
ここは、男性でも並で充分でしょう。
国道113号線から、車で20分ぐらいかかるでしょうか・・・。
ちょっと寄り道してと言うには、遠いかもしれませんが
一度は食べてみたい蕎麦でした。
金目そばの館
0238-62-2800
11:00~14:00
水曜・第2、4日曜休み
臨時休業もありそうなので、行くのなら電話予約お勧め。