串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

貴船の川床

2010年06月09日 | 京都

東京から妹が墓参りに来阪したので、一緒に蹴上にあるウエスティン都ホテルに泊まり、翌日、貴船の川床料理を食べに行って来ました。

6月の平日とあって、川床に客は、ほとんどいません。

貴船川沿いに立ち並ぶ20軒あまりの店のアチコチで、客を呼び込んでいます。

予約しておいたのは、真々庵(しんしんあん)。

6月の昼席で¥6300。

7月になると、値段が上がります。
6月いっぱいの昼席料金です。

まず、先附。

↑ 1段目。
グラスに入ったのは、湯葉とウドの和え物。
ウドにしては、しゃきしゃき感大。

下の段には、魚卵が入った豆腐。
一見、ゴマ豆腐かな・・・?と、思ったが、食感が違う。

トッピングは、ウニとツブ貝かな?

冷酒を注文し、ほとんど、私が呑む。

この日は、どんより曇り空。
雨が降らないかと心配するような天気で、川床は寒い!

グラスまで氷に冷やされて出てくるのは、さすがに夏仕様。

ハモの湯びきは梅肉で。

暖かい汁物が出て、一同、ほっとする。
水無月のような、これこそ、ゴマ豆腐か?
手前は、ハモ。

ハモ、大好きな大阪人。
今シーズンの初物に喜ぶ。

タコが柔らかく煮付けられていた。

思わず、声を上げた鮎の塩焼き。
塩で描かれた波がきれいです。

小さい鮎だが、柔らかくて、私にしては珍しく丸ごと頂く。

箸やすめで出されたメロン。

どなたかのブログで読んで、このメロンの事は知っていたが
実際に出てきた時には、やはり、思わず「あっら~」と、声が出る。

くり抜いた部分には、ナメコ、ツブ貝(?)、薄いお餅が上品なだしに浸かっている。

真ん中を頂き、その後、ゆっくりとメロンを口に運ぶ。
甘いメロン。

温泉卵が添えられた冷やし素麺。

だしをかけて頂くが、このだしもいいお味。

〆は、自家製湯葉の佃煮を乗せたお茶漬け。

はぁ、おいしかった。

川床では2000円ぐらいからの食事ができるが、少々はりこんで
会席料理にして良かった。

これだけのもの、6300円ぐらいで食べられるとは、お安いです。

獲物を狙うアオサギも近くに姿を見せ、雰囲気抜群。

寒かった・・・です。
用意された羽織やひざ掛けを使っても寒かった。

7月上旬には、蛍が飛ぶという。
そして、その頃の土・日は、道路がえらく渋滞するらしい。

蛍も見たいし、もう一度、この料理も食べてみたい。
相手を変えて再訪かな。

この日は往復とも貴船口まで真々庵の車が送迎してくれました。
日によっては、送迎不可の日もあり。


利尻・礼文へ(利尻を後に)

2010年06月09日 | 旅-北海道

利尻島最後の観光は沓形。

「どんとどんとどんと波乗り越え~て~」、懐かしい歌が聞こえてきた。

沓形は、「時雨音羽」の故郷。

ボタンを押せば、藤原義江の勇ましい歌声が響く。

「かもめ食堂」でオプションの昼食となった。

一行45名のほとんどが、この昼食を申し込んでおり、
申し込んでなかったのは私達夫婦だけ。

「何も食べる所はないですよ、いいのですか?」と、さんざん
添乗員に脅かされたけど、前に行ったツアーで要領は得ている。

「なんとかなるよ。オプションの昼食は高くてマズイ。」
格安ツアー、これらのバックマージンも収益になる・・・はず。

稚内のフェリーターミナルに、大きなパン屋があり、パンでも買っておこうと
店に入ると、そこにおにぎりが売られていた。

ご一行は、2階の食堂へ。
1階の片隅で、買って来たおにぎりを広げる。
海苔はパリパリでこれが、おいしい。

どうしているか?と、心配した添乗員が声を掛けてくれる。

後で昼食を食べた人に聞くと、値段の割りには随分お粗末な海鮮丼だったらしい。

遊歩道を歩くと、咲き始めた「黒ゆり」などの花が見られる。

↑は、エゾイヌナズナ。

こちらは、キジムシロ・・・かな?

沓形からフェリーに乗るのかと思っていたが、鴛泊からのフェリーで礼文島へ。

ズラリ並んだ乗船客は、ほとんどがツアー客。

沈む夕陽がきれいな「ペシ岬」を眺めながら、フェリーは礼文島へ向けて出港。

利尻島ともお別れ。

往路と同じように、餌にありつこうと、ウミネコが船に付いて飛びます。

あら~、利尻へ降りる飛行機が・・・。

これで来たら早いだろうなぁ。