東京から妹が墓参りに来阪したので、一緒に蹴上にあるウエスティン都ホテルに泊まり、翌日、貴船の川床料理を食べに行って来ました。
6月の平日とあって、川床に客は、ほとんどいません。
貴船川沿いに立ち並ぶ20軒あまりの店のアチコチで、客を呼び込んでいます。
予約しておいたのは、真々庵(しんしんあん)。
6月の昼席で¥6300。
7月になると、値段が上がります。
6月いっぱいの昼席料金です。
まず、先附。
↑ 1段目。
グラスに入ったのは、湯葉とウドの和え物。
ウドにしては、しゃきしゃき感大。
下の段には、魚卵が入った豆腐。
一見、ゴマ豆腐かな・・・?と、思ったが、食感が違う。
トッピングは、ウニとツブ貝かな?
冷酒を注文し、ほとんど、私が呑む。
この日は、どんより曇り空。
雨が降らないかと心配するような天気で、川床は寒い!
グラスまで氷に冷やされて出てくるのは、さすがに夏仕様。
ハモの湯びきは梅肉で。
暖かい汁物が出て、一同、ほっとする。
水無月のような、これこそ、ゴマ豆腐か?
手前は、ハモ。
ハモ、大好きな大阪人。
今シーズンの初物に喜ぶ。
タコが柔らかく煮付けられていた。
思わず、声を上げた鮎の塩焼き。
塩で描かれた波がきれいです。
小さい鮎だが、柔らかくて、私にしては珍しく丸ごと頂く。
箸やすめで出されたメロン。
どなたかのブログで読んで、このメロンの事は知っていたが
実際に出てきた時には、やはり、思わず「あっら~」と、声が出る。
くり抜いた部分には、ナメコ、ツブ貝(?)、薄いお餅が上品なだしに浸かっている。
真ん中を頂き、その後、ゆっくりとメロンを口に運ぶ。
甘いメロン。
温泉卵が添えられた冷やし素麺。
だしをかけて頂くが、このだしもいいお味。
〆は、自家製湯葉の佃煮を乗せたお茶漬け。
はぁ、おいしかった。
川床では2000円ぐらいからの食事ができるが、少々はりこんで
会席料理にして良かった。
これだけのもの、6300円ぐらいで食べられるとは、お安いです。
獲物を狙うアオサギも近くに姿を見せ、雰囲気抜群。
寒かった・・・です。
用意された羽織やひざ掛けを使っても寒かった。
7月上旬には、蛍が飛ぶという。
そして、その頃の土・日は、道路がえらく渋滞するらしい。
蛍も見たいし、もう一度、この料理も食べてみたい。
相手を変えて再訪かな。
この日は往復とも貴船口まで真々庵の車が送迎してくれました。
日によっては、送迎不可の日もあり。