串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

苔寺拝観

2010年06月18日 | 京都

6月初旬、かねてより申し込んでいた「西方寺(苔寺)」へ行って来ました。

拝観は13:00~。
12:00過ぎに着いたのですが、苔寺の門は固く閉ざされて中に入る事が出来ません。

苔寺のバス停前になんだか怪しげな建物が・・・。

近くの「すずむし寺」にでも行こうか・・・と、やって来ましたが、何、この行列!

並んでいる人に聞けば「すずむし寺」を拝観する人の行列らしい。

お寺に入るのに、この行列!
あぁ、驚きました。
もちろん、パスしましたが。

12:30 苔寺の門が開きました。

緑濃いですねぇ。

サツキの向こうには、大賀ハスの池。

予約していた人達がやって来ます。
門の前で、予約済みのハガキを見せないと中に入れません。

受付で一人3000円の拝観料金を支払うと、写経の紙が手渡され本堂へ。

 

本堂の中は、写経の机がぎっしり並んでいますが、正座ができない私は
目ざとく、廊下の椅子席へと。

椅子席は20席ほどしかありません。

係りの人が、「正座出来ないご老人や外人さんが来られたら席を譲って下さい。」
と、何度も声を掛ける。

案の定、何人かの人は、席を譲り本堂の正座の方へと・・・。

椅子席には、硯、筆の用意はありません。

ほとんどの人が筆ペンを持参していたのではないでしょうか。

もちろん、私も筆ペンで、薄く印刷されたお経の上をなぞっていきます。

本堂では13:00から読経が始まり、有難い雰囲気の中で写経。

最後に願い事と住所・氏名を書いて本尊前に納め写経は終了。
これで、庭を見る事が出来ます。

写経は、早く来た人から始めるので早く終わります。
あたりまえですね。

本堂を出て並んでいる靴の数を数えてみました。
200はあるんじゃないでしょうか?

200@3000=600,000

凄い金額ですねぇ。

きっと苔庭に撒く水代だろうと思っていましたが、苔に水は撒かず、自然に任せるという。

さぁ、苔庭へ・・・。

 

苔庭の拝観を終え、苔寺を後にしようとした時、まだ、写経をする人が。

あわてんぼうの私と違い、じっくり派ですね。

明日から伊豆の松崎へ行って来ます。
お天気は、悪いのですが、目的は「コテ絵」なので、あまり天気には左右されません。
しかし、写真を撮るには、天気の方がいいなぁ。