串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

八丈島へ

2019年02月05日 | 旅-関東・中部

2019.01.20 伊丹~羽田~八丈島と飛行機を乗り継ぎ八丈島へ。 

見える島影は大島だろうか。 

 羽田からの飛行機は引き返すかもしれないという
条件付きのフライトだった。

着陸間際は左右によく揺れた。

八丈島空港は、八丈富士と三原山の間の平地にある空港。

風の通り道。

右下に廃墟と化した八丈オリエンタルリゾートが見えた。

 翌日、車中から撮った八丈オリエンタルリゾート。

 片方の翼が地面に擦れそうな状態になってひやり。

無事に着陸。

飛行機の着陸で思い出す話がある。

20年程前だろうか?飛行機が着陸すると機内から拍手が。

問題なく普通に着陸したんだけど。

それは中南米(多分)の人達のグループからだった。

国内線しか乗った事のない私は、後にも先にも
こんな拍手は聞いた事がない。

しかし、この八丈島空港への着陸は、思わず拍手をしそうになった。

天気は雨。

雨の日も楽しめると、いうパンフを見てえこ・あぐりまーとへ。 

 地熱を利用した農産物直売所だが、奥にミニ植物園があった。

八丈島特産のキクチレモン、パパイヤ、食虫植物・・・。

 パパイヤの木ってまるで茶色の布を巻いたみたい。

 鮮やかな赤い花は、コッキネアというトケイソウ科の花。

すぐ近くの八丈島地熱館へ。

えこ・あぐりまーとで栽培されている植物は、地熱発電利用後の温水を利用している。

 入場無料。

スタッフに案内して頂き、八丈島の成り立ちなど興味深い話を聞いた。

東山と呼ばれる三原山が約10万年~3700万年頃まで活動。

西山と呼ばれる八丈富士は、数千年前から活動を始め
この二つの火山が接合し、現在の八丈島となった。

この発電所で島全体の電力供給量の1/4をまかなっている。

               

     堅い岩盤を掘るビットの実物が展示されていた。

     八丈島の温泉が島の南部にかたまっているのは、地下に豊かな水源が
     あるかららしい。
     火山の多い日本、地熱発電所はもっと増えてもいいのだが、適した場所
     は国立公園、国定公園内にあり新設が認められなかった。
     しかし2012年から規制緩和が進む。
     又、温泉地からの反対も強い事が、開発が進まない一因でもある。
     しかし、八丈島の温泉では、この地熱発電所の試し掘りで出た温泉
     利用している所もあるらしい。