食事、10年前と大きく変わってません。
1階の食事処老松で17:30~頂けますが、いつもの18:00から。
ここでも名前が書かれた下駄箱にスリッパを入れ、はだしで会場へ。
見ようと思えば見える隣席。
テーブルに並んだ料理を見て、過去2度とそう変わらない・・・なぁと。
梅酒の食前酒で始まる。
食前酒、出ないところもあるが、これはある方がいい・・・と、最近になって思った。
と、いうのは、「おつかれさん!」と、夫婦で乾杯して夕食を始める。
アルコールを注文してもすぐに来ない事がままあり、料理を前におあずけ。
そんな時、食前酒があれば、これで始められる。
ただ、それだけの事ですが。
左手前からブリの治部煮、菜の花白和え、焼きイカ味噌、マグロの子の煮つけ、マグロ南蛮漬け。
刺身は勝浦港であがった生マグロ、鯛、子持ちこんにゃく。
う~ん、マグロ多い~。
なのに、横にはマグロのカルパッチョ。
持て余しました。
アワビの陶板焼き。
バターとレモンを絞って頂きます。
2つに切り、ペロリ。
柔らかかったです。
熊野牛のハリハリ鍋。
ハリハリとは、水菜をぱりぱり音がするぐらいさっと煮て食べる・・・からのネーミング。
子供のころ、これは鯨肉で食べました。
我が家では鯨肉の中でも脂身が多いおのみという部位でした。
最近は鯨肉は牛肉に変わり、それにたっぷりの水菜とこんにゃくの3種の具で、年に2度ぐらい水菜のシーズンに食べます。
水菜もサラダ水菜ではダメで、大きな株のしっかりした水菜を使います。
鰹節でとった出しに砂糖、醤油でやや甘辛めにして、ポン酢などは使わず頂きます。
水菜の繊維で翌朝はスッキリ。
可愛い器の中は・・・?
かぶら蒸しでした。
キンメや海老などが入り、いいお味でした。
マグロのソテーに海老芋などの野菜掛け。
さすがにマグロを使った料理が多いです。
珍しい、鯛の白子の天婦羅。
洒落た器の中は・・・?
〆の蕎麦米雑炊。
蕎麦米・・・ですか?
お米の雑炊のようだった。
デザートは杏仁豆腐。
朝食は7:00、7:30、8:00から選びますが、我が家はいつも一番早い7:00から。
夕食会場と同じ老松で頂きます。
サメの味醂干しを焼いて・・・。
ご飯は、各テーブルで時間に合わせて炊きあがりを頂きます。
ぴかぴかのおいしいご飯でしたが、甘みなどの味はあまり感じません。
1合でしょうが、足りない人には別にご飯が頂けます。
1度目の食事はこちら。
2度目の食事はこちら。
料理はそこそこおいしく、浦島のバイキングでは物足りない、でも浦島の風呂には入りたい。
そんな人にお勧めの宿です。