広島から在来線で宮島口へ。
連絡船の乗り場までは、一度地下に潜らないといけない。
船は鳥居がよく見えるように大回りをして宮島へ。
乗船時間を電話していたので、宮島桟橋へは宿から迎えの車が来ていた。
岩惣は全ての客を桟橋まで送迎してくれる。
日中、海辺や商店街の中は車が通れないので、細い山道を5~6分走り、岩惣に到着。
自家用車で宮島へ来る人はほとんどいないらしい。
フェリーの航送料金よりも、宮島口の駐車場代の方が安いし、宮島は細い道ばかりで運転テクニックが必要とか。
岩惣、かねてより一度泊まってみたかった宿に泊まれるんだ。
1854年、もみじ谷に茶屋を設けたのが岩惣の始まりで、明治になってまもなく旅館形式になったらしい。
明治の頃の看板かな?
玄関を入ると打ち水された石畳が目に入った。
本館の客室へは、左手、花が生けられた所から。
新館はもっと奥に進む。
フロント。
フロント対面にロビー。
彫刻が施された大きな座卓。
石畳から絨毯の敷かれた廊下を進み新館へ。
浅野藩の殿様が宮島で愛用した人力車が展示され、来館された高貴なお方の写真が壁を飾る。
新館のロビー。
左手にエレベーターがあり、新館の客室へ向かう。
出入りする玄関やフロントは2階、1階は食事処と土産物売り場、風呂へは階段を下りて地階へ。
新館5階のフロアー。
海が見える部屋希望としていたので、最奥左側の部屋があてがわれた。
正面の窓からは木立、右側の窓から海が見えるが、厳島神社の大鳥居は木々に隠れ、ほんの一部が見えるだけ。
10畳間だが3人では狭く感じた。
トイレはウォシュレット、ホテルで見かけるユニットバス、湯を流して良いのか一瞬迷った。
広縁の端に洗面台。
歯ブラシ上等、箱に入っているが、よく見かけるアメニティ。
電気ケトル、冷水、中身が入った冷蔵庫。
3人なのに、何故かコップは2つしかない。
ドリップコーヒーも2人分。
これは有料かな?と、思ったが、自己申告の料金表にはコーヒーは書かれていない。
結局、飲まなかったし、問い合わせる事もしなかった。
写真はないが、タオルは上等、和柄の三角ポーチも旅館では初めてお目にかかるもので、多く泊まっている外人さんを意識したものかな?