2度目の湯田温泉 松田屋ホテル。
今回は鱧づくしの夕食。
大阪人、夏の魚といえば鱧で、よく食べました。
鱧の天ぷら、照り焼き、お吸い物・・・。
ウナギやマグロより鱧が一番好き。
もっとも、育った頃は、マグロやウナギは高価でなかなか食べられなかったせいかも。
しかし、我が家の私以外は、鱧は好きではない。
なので、めったに食卓に上らない。
まずは大きな器に刺身が3人前。
アワビ、中トロ、車エビ、シマアジ、コチの焼き霜、きゅうりを巻いたイカと豪華版。
シマアジ、よく活きてました。
虫籠風の中に前菜。
籠を開けると、鮎を素揚げした鮎せんべい、手こね寿司(この魚は何か?)、魚の子のゼリー寄せ、器の中に三度豆と生ハム黄味酢和え・・・。
先附は冷鉢で、鱧の切り落とし、海老、じゅんさい、オクラ・・・。
鱧の黄金煮という事で、黄色い衣が付いた鱧だったが、ここは鱧の子でしょう。ふっくら柔らかい牡丹鱧の吸い物。
お凌ぎは定番鱧寿司。
う~ん、甘辛丁度よく焼きあがっている。
鱧フォアグラ焼き だけど、フォアグラはどこ?
やはり固い鱧の骨、食べられません。
この骨で出しをとり、ごぼうのささがきと鱧の切り身で味噌汁にしたらおいしいですよ~。
バルサミコソース、ちょっと甘過ぎ。
美しい身で鱧しゃぶ。
まだ出る~。
鱧ちりは梅肉が添えられていたが、酸っぱ過ぎ~。
酢味噌で食べる方が好きです。
〆は新生姜のご飯。
かなり満腹だったけど、あっさりとおいしく食べました。
いとこ煮とフルーツのデザート。
はぁ、食べた食べた。
鱧の骨切りはお見事です。
ただの一度も骨を感じた事がなかった。
ふっくら柔らかいおいしい鱧料理でした。
う~ん困った、スーパーで買う鱧はきっと食べられない。