串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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仙仁温泉 岩の湯の食事

2016年02月17日 | 宿-甲信越

夕食は館内の食事処深仙庵で頂く。

この深仙庵へのアプローチが、前回泊まった時から変わっていた。

今までは館内の通路にすぎなかったのが、高い石垣が築かれ、上に小山が出来ている。

う~ん、ちょっと食事処にはそぐわない眺めで、以前の雰囲気の方が好き。

 突き当りが食事処深仙庵。

 

 お品書きはなくなり、一品づつ丁寧な説明がある。

前菜は、村山ゴボウを梅で煮たもの、柚子豆腐、蓮根の白和え、人参の松風風・・・と、野菜揃い。

先附は、山芋と蕎麦を固めたもので、崩して頂く。

      

竹に入った食前酒は白酒で、これが量もたっぷり。

大雪渓の純米原酒と渓流の搾りたて生酒を頂く。 

刺身は大岩魚、鯉の洗い、信州サーモン。 

鯉は酢味噌で、左端は玉ねぎたれで、これもよく合う。

川魚は苦手だけど、鯉は薄くそぎ切りされ、ぴ~んと冷えていておいしい。 

       

      アマゴの塩焼き。

   リンゴ、ジャガイモなども串にさされて。

    

                                                                                                               煎り玄米と梅昆布のスープ   

        

 鯉の骨と身を3日間煮込んで造られたスープ。鯉のつみれが入っている。                    野菜の煮物です。

鯉の旨味が凝縮されていると言われるが、分からない。                      

牛フィレ肉の杉の香焼き。 

  レアーは苦手なので、熱せられた石の上で、もう少し焼く。     

 

 

 

お口直しにイチゴのゼリー 

           

 私好みの器のフタを開けると中は長芋饅頭。

デザートもあったハズだけど・・・。

           

お腹がいっぱいで、ご飯は食べられない。

おにぎりにして部屋に持ってきてもらった。

そして、部屋には夜食のフルーツが届いていた。


朝食は深仙庵の洋室で。 

 ここでの朝食は久しぶり。

野菜たっぷり。 

旅館の食事は野菜不足になりがちだが、ここは違う。

喜ぶべきか・・・?

 

         

 

 

この蕎麦かゆは大好き。

いいだしで味付けされているので、粥というより雑炊。

ご飯も用意されているが、この蕎麦かゆだけでお腹いっぱい。

 

食後のコーヒーとデザート。 

丁寧に調理され、品数も多いが、サプライズのない地味な料理が並ぶ。

最初に泊まった14年前から山里料理というスタンスは変わっていない。

ぶれない姿勢を評価すべきでしょう。


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