串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

対馬観光-2

2019年01月07日 | 旅-九州・沖縄

比田勝からR382号を南へ下ります。

韓国展望所はきっと かの国 の観光客でいっぱいだろうと
行かなかった。

その代わり佐須奈にある異国の見える丘展望所へ。

 だぁれも居ない。

目をこらしても、望遠鏡でもかの国は見えない。

見えなくてもいいんだけど。

 

島影の真ん中部分にある建物らしきモノが韓国展望所かな? 

このトイレには驚き。

総石造りだぁ。 

 対馬野生生物保護センターへ。

ここでは1頭だけ飼育されてます。

その福馬君の写真が撮れました。

たくましい顔だなぁ。 

福馬君は14歳のオス。

福岡市動物園で生まれ、対馬で育った。

野生ではない。

ちょっと可哀想な気もしたが、一般公開の目的を読み、
捕らえられたネコではないので、これもアリかな。

何よりも実物にお目にかかれたのは嬉しかった。 

こちらはジオラマ。

1970年代には対馬全域に推定約300頭生息していたが、
最近では対馬上島約70~100頭しか生息してない。 

家ネコとの大きな違いは、耳の後ろが白い事だそうです。 

初代、2代目は感染症に感染してたから
ここで展示用になってしまったんだ。 

島内を走っていると、アチコチでヤマネコ注意の看板を見た。

アチコチとは、対馬ヤマネコを見かけた場所や、
実際に事故に遭った場所のようだ。

ヤマネコが活動し始めるのは薄暗くなった夕方。

視界が悪くなるし、特に今頃は子離れの時期。

経験の少ない子猫が被害に遭いやすいらしい。

2019年のカレンダーを買い、施設を後にした。

ここまで案外細い道を延々と走ったような気がする。

近辺にヤマネコが生息しているような所だった。

保護に重点を置いたような展示内容は分かりやすかったし、
何より本物の対馬ヤマネコに会えたのが嬉しかった。

 すぐ近くにある棹崎砲台跡へ。

遺構はよく整備されているのか、怖がりの私でも中に入れた。

対馬に何か所あるのか?

砲台跡を見たのはここ1ケ所に終わった。

 

 近辺は棹崎公園として整備されている。

ず~っと南下して木坂にある藻小屋へ。

一面に芝生の広場が広がる。 

その先、海に面した所に建物が見えた。

 海岸に漂着した藻を乾かして肥料にしたのを保管しておく藻小屋。

現在、藻は肥料として使われる事はなく、対馬西海岸に
多く見られた藻小屋は護岸整理などによりほとんど撤去され、
この地の藻小屋は復元・保存されているものらしい。

柱・梁は木、壁は石で出来ている。

屋根の赤い瓦が印象的。

持ち船の伝馬船が収納できる大きさに造られているとか。 

 

 

 

 

観光客は誰も居ない私達だけ。

これだけ整備されているのに、もったいない話だ。

かの国の人もここまでは来ないのだろう。

壱岐で聞いた話。

「対馬はかの国の人でいっぱいで騒々しい。壱岐へ来てほっとした。」
と、観光客が言ったらしい。

果たしてそうだろうか?

それを言った人は対馬のどこを見たんだろう?

異国が見える丘展望所も私達だけ、野生生物センターも数組。
広い藻小屋のある公園も私達だけ。

ツアーで来て、通りいっぺんの観光地を回るから
かの国のツアー客と遭遇するんじゃない?

「対馬はかの国の人でいっぱい」私もそう思ってやって
来たが、決してそうではない。

逆に日本人ももっと対馬へ行くべきだと思う。

常に国防の最前線にあった島、今もその役割を果たしていると思うが、
かの国の資本が入り、土地を買い占め、有事に障害が起きるような状態
になっていると、テレビで放映していた。

日本人ならもっと対馬へ行き、対馬を盛り上げましょう。

歴史遺産・自然・・・見どころいっぱいですよ~。

日の丸がはためく様をかの国の人達はどう見るんだろう?

わざとらしい・・・とでも思うかな?

ここは有名スポット和多都美神社。 

海に面して建つ鳥居は5基。

そのうち2基は海中に建ち、大潮の満潮時には2mも
海中に沈むらしいが訪れた時は干潮。 

先端の1基だけが海中にあった。

 

ここから近い烏帽子岳展望所へ行き浅茅湾を眺めてみたかったが、
烏帽子岳への道は災害の為通行止めだった。 

 そして今宵の宿 宿坊西山寺

凄い急な坂を上がった所にあったが、対馬市役所
前の道を来れば、楽に来れたのに・・・。

 


この記事についてブログを書く
« 対馬観光-1 | トップ | 宿坊 西山寺 »

旅-九州・沖縄」カテゴリの最新記事