串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

北海道最後の日(江差へ)

2007年11月25日 | 旅-北海道

秘湯を守る会のスタンプ帳が、2度目の満タン。

どこに招待してもらおうかなぁ・・・?

北海道も最終日。

銀婚湯を後にして江差へ向かう。

空はどんよりして、日本海は寒々しい。

この道の駅で、「日本一周中」と大書きした赤い車に出会う。

ちょっと話を聞いてみたかったが、断念。



江差へ来るのは、5月に続いて2度目。

その時、見逃した「開陽丸」を見てみたかった。

江戸幕府最強の軍艦だったという。

幕末、「蝦夷共和国」を夢見て、榎本武揚、土方歳三らが2000人の兵士と北海道へと向かい、
官軍と戦うが敗者となり、その後「開陽丸」は江差沖で難破、沈没。



この船は、復元されたものだが、敷地内には引き揚げられた当時の遺物が展示されている。

展示は戸外。

冬には、この大砲も雪に埋まってしまうだろう。

なんだか物悲しい。

大砲を撫で、賊軍になってしまった人達に思い馳せる。



海も空も気持ちまで暗くなってしまった。

気を取り直して予定していた温泉へ。驚異の温泉だった。

湯船に流れ込む湯で飛ばされそう。

ここは、湯の岱温泉「上ノ国町温泉国民保養センター」。

私達と同時に、町のマイクロバスが着き地元のお年寄りがぞろぞろ・・・。

ちょっとまんが悪いなぁ。

お風呂はお年寄りでいっぱい。

よそ者の私は小さくなって入浴。

しかし、デジカメは、離さない。



打たせの腰掛用に置かれた、木の切り株の椅子が、温泉成分にコーティングされている。

まるで、チョコレートケーキ。

あぁ、もっとゆっくり入りたかったなぁ・・・。
又、行こう!