串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

あなごめし

2007年11月12日 | 旅-中国・四国

泊まった宿「石亭」は、ここ、宮島口にある「上野商店」と同じ経営者。

上野商店は、「あなごめし」で有名な老舗。
訪れた日曜日の昼下がり、店の外にまで行列が出来ていた。

石亭に泊まるなら、この店から宿まで送ってくれるサービスもある。

私達は、翌日の弁当にしようと宿に頼んでおいた。

チェックアウト時渡された「穴子飯」は、まだ、ほのかに温かい。
パッケージの包み紙は、創業当時のものとか。
4つの弁当、それぞれが違っていて、これは
Gデザイナーの甥っ子への土産になった。

弁当は、三瓶山を見ながら食べようと決めていた。
あいにくの曇天、紅葉が見頃というが、山は青々としていた。

山すそは、一面のすすきの原。
箱根と違い歩く人は、ほとんどいない。
場所が場所ならもっと脚光を浴びるだろう三瓶山。
周辺は温泉の宝庫。それに、石見銀山の世界遺産登録。
もう少し賑わって欲しい。

1軒だけある、ドライブインの軒先を借りて弁当を広げる。

アナゴがびっしりと乗っている。
冷めてはいるが、アナゴは固くない。
下のご飯の味付けも辛すぎず丁度良い。

「冷めてもおいしく食べられる」というふれこみに違いはない。
おいしかったが、出来る事なら温かいのを食べたかった。

この後、いよいよメインの石見銀山へ向かいます。