予約していた部屋は、源泉掛け流し内湯付きの本館6畳高杉の間。
3畳の次の間と6畳間、それに広縁がある。
昔ながらの本間の畳だからか、6畳でも狭さは感じない。
6畳間は、本館の中でも一番安い部屋で、1階と2階にそれぞれ一部屋あるがなるべく階段使用の少ない、1階の部屋で予約した。
後日アップするが、大浴場の岩の湯や家族風呂にも近くて都合良かったが、庭園から室内が丸見えというのは落ち着かない。
まぁ、カーテンを閉めればそれで済むんだけど、これなら2階の部屋が良かったかなぁ・・・。
床の間は、本床の横に床脇があるのが一般的だと思うが、床脇部分は、畳と同じ高さの踏み込み床。
ホットカーペットのカバー、もう少しなんとかならないものだろうか。
ホットカーペットの上にホットカーペットを敷いたような感じ。
床の間の掛け軸は、高杉晋作の五言古詩扇面。
写しだと思うが、左下に説明書き有り。
広縁の奥にウォシュレットのトイレ。
湯田温泉は中原中也の生まれ故郷。
16:00頃、部屋の係りの仲居さんが、抹茶を運んでこられた。
茶わんは萩だが、点々と付いた抹茶が気になる。
ちゃんと洗ってる?
茶菓子のういろうは、ほんのり上品な甘さでおいしい。
あまり好きではないういろうだが、売店で買って帰る。
中身の入った冷蔵庫。
缶ビール¥544 瓶ビール¥997 いずれも税・サ込だが高い。
冷水ポット、それに残念ながら電気ポットではない。
古い部屋なので電気ポットを使えば、ブレーカーが落ちるの な?
浴衣はやや大きめで、一サイズ落としたもので丁度良かった。
部屋に入った突き当りに洗面と風呂。
浴室は小さくて、ここで体を洗うのは狭くて無理かなぁ・・・。
赤い蛇口をひねれば源泉がほとばしり出るが、これが熱くって。
水色の蛇口は水道水。
水道水で加水するのは嫌だから、源泉を張って冷めてから入浴。
大きな岩をくりぬいたような湯船でつるつる。
好きな時間に入れる源泉掛け流しの風呂、あぁしあわせ。
置かれたアメニティはロクシタン。
いちおう断って、頂いて帰る。