串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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福島温泉 つばき荘-2(風呂)

2016年04月29日 | 宿-九州・沖縄

つばき荘の風呂は1階で、宿泊者は23:00まで、翌朝は6:00~8:30まで。

立ち寄りは20:30まで、朝は10:00~なので、早朝は宿泊者専用になる。

チェックイン時、説明を聞いていたけど、すっかり忘れてしまい、100円玉を持たずに風呂へ行った。

 下駄箱も脱衣所のロッカーも、リターン式だが100円玉が必要だったのに。

まぁ、貴重品がなければ施錠する必要はないので、何度かの入浴中ずっと施錠しなかった。

 

 

脱衣所はやや狭い。

アメニティは売店で売っているものがズラリ。 

風呂場への戸を開けると目に飛び込んでくる光景。

ぬるめとあるが、適温。

カランのある方向から眺めると、奥にあつめの浴槽がある。

 カランは5ケ所と少ない。

少し緑がかった湯に見えたが、立ち寄りで唐津から30分かけて来られた女性は、以前はもっと茶色い湯だったと言われる。

余談だが、熊本地震の本震の時は唐津でも震度4でかなり揺れたらしい。

幸い今回の西九州では揺れてると感じた事はなかった。 

 あつめの浴槽は源泉掛け流し。

朝、この湯で体を目覚めさせた。

ぬるめの浴槽は循環併用。

源泉温度は28.3度、このあつめの浴槽を源泉風呂にすれば、温冷交互入浴が楽しめると思うが、28度ではちょっと冷たいかな。

 露天風呂は冬季閉鎖中。

5月から再開と聞いていたが、宿のサイトでは、7月、8月のみ毎日入れるようだ。

この福島温泉、成分総計が16g以上もある凄く濃い源泉で、配管にスケールが溜まっていて湯量も減っているらしい。

スケール除去を急がれている様子だった。

    

 

シャンプー類は馬油で、浴用石鹸は置かれている。

湯船の縁や床は析出物で覆われていた。

加温ながら源泉掛け流しの浴槽もあり、つるつる感の強いなかなかいい湯だと思った。

 



源泉名:福島温泉 温度:28.3度 泉質:ナトリウム・マグネシウム-塩化物泉

Na=3792  K=22.5  Mg=903.3  Ca=826.7  Fe2=7.3

Cl=9615   硫酸イオン=515.8     HCO3=371.3