つばき荘の風呂は1階で、宿泊者は23:00まで、翌朝は6:00~8:30まで。
立ち寄りは20:30まで、朝は10:00~なので、早朝は宿泊者専用になる。
チェックイン時、説明を聞いていたけど、すっかり忘れてしまい、100円玉を持たずに風呂へ行った。
下駄箱も脱衣所のロッカーも、リターン式だが100円玉が必要だったのに。
まぁ、貴重品がなければ施錠する必要はないので、何度かの入浴中ずっと施錠しなかった。
脱衣所はやや狭い。
アメニティは売店で売っているものがズラリ。
風呂場への戸を開けると目に飛び込んでくる光景。
ぬるめとあるが、適温。
カランのある方向から眺めると、奥にあつめの浴槽がある。
カランは5ケ所と少ない。
少し緑がかった湯に見えたが、立ち寄りで唐津から30分かけて来られた女性は、以前はもっと茶色い湯だったと言われる。
余談だが、熊本地震の本震の時は唐津でも震度4でかなり揺れたらしい。
幸い今回の西九州では揺れてると感じた事はなかった。
あつめの浴槽は源泉掛け流し。
朝、この湯で体を目覚めさせた。
ぬるめの浴槽は循環併用。
源泉温度は28.3度、このあつめの浴槽を源泉風呂にすれば、温冷交互入浴が楽しめると思うが、28度ではちょっと冷たいかな。
露天風呂は冬季閉鎖中。
5月から再開と聞いていたが、宿のサイトでは、7月、8月のみ毎日入れるようだ。
この福島温泉、成分総計が16g以上もある凄く濃い源泉で、配管にスケールが溜まっていて湯量も減っているらしい。
スケール除去を急がれている様子だった。
シャンプー類は馬油で、浴用石鹸は置かれている。
湯船の縁や床は析出物で覆われていた。
加温ながら源泉掛け流しの浴槽もあり、つるつる感の強いなかなかいい湯だと思った。
源泉名:福島温泉 温度:28.3度 泉質:ナトリウム・マグネシウム-塩化物泉
Na=3792 K=22.5 Mg=903.3 Ca=826.7 Fe2=7.3
Cl=9615 硫酸イオン=515.8 HCO3=371.3