木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今朝の散歩時は風もなく、気温は1℃。

2日ほど高い気温が続いたので、冷え込んだという感があります。

朝練は手術後の大事をとって休みました。

さて、昨日は自分で車を運転し、8時10分に病院に入ります。

8時半より中央処置室にて、手術の準備。

付き添いの看護師さんに、コロナ検査の結果を確認してから手術着に着替えます。

その後、看護師さんが生理的食塩水を注入する血管を探すのですが、

2度ほど失敗して、副看護師長に後退したら、一発で血管を探し、カテーテルで注入。

どの世界にも経験の差ってあるものです。

予定通りに9時に手術室へ。

まさに医療ドラマで見る手術室にちょっと緊張。

看護師が「緊張しますか?」「ハイ、ドラマで見るのと同じようで…」

手術は看護師2名、ドクター3名、執刀医は一番若手の安元先生、

それに前回安元先生に変わり、私の手術の日程などを組んだ女性の高柳先生、

どちらも20代と思われます。

それから紺の手術着を着て,隅のスツールに座っているのが、

指導担当の先生のようです。

チームでいろんな確認事項を伝達や復唱して手術が始まります。

メスを入れる頭皮の周辺の毛髪をクリッパーで刈ります。

その後はその部分だけ穴の開いたうす緑色のシートを被せらえるので

私には手術の様子は分かりません。

ただ、部分麻酔なので、ドクター同士のやり取り、看護師とのやり取りは聞こえます。

「カヤックをやった時の砂が入っているらしい。」

「確かにここらあたりにあります。」

じょりというリアルな感触もこちらに伝わってきます。

気の弱い私はそれだけでも何か気分が悪くなりそう。

「ここのところにも砂粒みたいなのが」と高柳先生。

「ほぼこれで除去されたでしょう。」と指導担当。

看護師が「先生、糸は何番を使いますか?」

安元先生「3番をお願いします。」

高柳先生「傷口が小さいから3番じゃ太いかも、4番にしましょう。」

こうやって、現場で教えられながら、医者も技術を高めていくんだ。

その後、専門的なアドバイスを指導担当がしてましたが、

私にはなんのことか聞き取れませんでした。

後半は麻酔が少し切れてきて、頭皮の感覚がよりはっきりするとともに

チクチクとする痛みも出てきます。

それだけに、力を入れて頭皮を引き合わせて縫い合わせている感覚も伝わります。

外科医って、医学的知識だけでなく、職人的技量も必要なことが実感できます。

指導担当「最初に真ん中を縫合して、傷口を寄せてから……。」

予定通りに30分で手術を終了。

看護師さんが「摘出した砂利見ますか?」

「お願いします。」

砂利と言っても1ミリに満たない砂粒が、3~4か所に散らばってあり、

その砂粒の周辺の皮膚が直径5㎜前後硬化してました。

安元先生が「何か質問はありますか?」

「先生、やはり、この腕のしこりが気になるんですが?」

高柳先生が「一度、MIR撮ってみますか?」「はい、お願いします。」

というワケで手術は無事に終了し、1月19日に抜糸になります。

その間に縫合部が化膿しないいように、このゲンタマイシン軟膏を塗ります。

前頭部に大きな絆創膏が貼られて目立つので、

病院の帰りに自分で車を運転し、ユニクロでキャップを買いました。

これを抜糸までは屋内で仕事中もかぶっていようと思います。

とりあえず、1つの手術を終えて、ほっとしてます。

午後は安心して、枕を高くして昼寝することができました。

そう、MRI検査は抜糸の翌日の20日(金)が空いていたので、予約を入れてもらいました。

いつもなら、今日も元気に行きましょうというところですが、

今日は私はぼつぼつとやっていきます。



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