夕食後の団欒。
おもむろにお灸の準備を始める。昨年末に購入したものの、初心者用の「熱くならないお灸」で最近慢性的な肩凝りや肘痛の私にとっては「痛くも痒くも無い」熱さだったので、先日「中級者用」を購入して来た。最近のお灸はテープが付いていて、お手軽にお灸が出来る。まず最初に自分の患部に装着する。手の届かない部分は付けて貰う。初心者用よりは「少し」熱い程度ではあったが、後からじわっと効いて来る。お灸そのものは5分程度で終わってしまうので、今度は息子に「施術」して上げる・・・こんな繰り返しがもう数日続いていている。
「梁瀬さ~ん、どうですか?その後は?」と息子に訊ねると、
「おかげ様で軽くなったような気が・・・」とノリの良い息子が答える。
「今日は少し場所を変えて多めにやりましょう」とふくらはぎにペタペタと貼る。リビングにはお灸の香りが広がり、最初は吠えまくっていた「彼」も最近慣れたもので、最近は何の反応も示さない。すっかりお医者さん気分の私は、今度は妻に「痛いんでしょ~?辛いんでしょ~?お灸する?しようか?さあさあ」と施術の準備に入るものの、彼女はひたすら拒否し続ける。
ちぇっつまらん・・・ふと「彼」と目が合う。
いやいや・・・それはさすがに・・・
でも・・・効くのかな?