東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

芝居:「ジェーン・エア」

2012年10月23日 09時41分04秒 | 落語と芝居の話

2009年の初演以来3年ぶりの松たか子主演の「ジェーン・エア」。3年前には観ることが出来なかったので、楽しみに日生劇場へと向かった。

【解説】深い感動を呼んだ舞台から3年―美しい旋律と心揺さぶる愛の物語、待望の再演!!『レ・ミゼラブル』をはじめとする数々の傑作を生み出す演出家ジョン・ケアードが、文学史上不朽の名作をミュージカル化。2009年の日本初演ではブロードウェイ版を超える新演出で、ミュージカル『ジェーン・エア』完全版が誕生しました!!純粋な「愛」をつらぬく主人公ジェーン・エアを演じた松たか子は、圧倒的な存在感と歌声で観客を魅了し、第35回菊田一夫演劇賞を受賞。自分の信じる道を強く逞しく歩きつづける松たか子のジェーンが帰ってきます!!そして、相手役ロチェスターには、初演で陰のある男を魅力的に演じ、傑作ミュージカルでの活躍目覚しい、橋本さとし。また共演者には、賞賛を浴びた日本初演メンバーを中心に新たにキャストを加えた充実の俳優陣が揃い“ミュージカル・ドラマ”を彩ります。

今回の席は「舞台の上」の特設席で、開演前のざわついた館内をするすると舞台へ上がり、画像上部左側の席に座る。目の前には出演者と同じ目線で観客席が広がり、スポットライトに照らされ、すっかり出演者気分である。すぐ横にはオーケストラピットがある。

スポットライトが消え、芝居が始まる。おっといきなり松たか子がすぐ横から登場したぜ出演者の声量のある歌声とオーケストラピットから生演奏がお腹に響く。松たか子は時々振り返っては舞台席側へ歩み寄る。距離にして約3mの近さで彼女と視線が何度も合ってしまいその都度ドキッとしてしまう。

舞台美術は非常に素晴らしいのだが、舞台上の席からだと少し見難く、全体が見渡せないものの、これだけ近いんだもの贅沢は言うまい。ストーリーとしては「そりゃ~旦那はん、あんたが悪いでっせ。歌ってごまかしてる場合じゃおまへんでぇ~」と言う感じだったが、ストーリーの根幹である「許しなさい」「愛しなさい」の大らかな精神がすべてを救ってくれる。良かった良かった。

ちなみに舞台席の臨場感は抜群であったが、特設席の為、背もたれが固さがとても辛かった。もし特設席に行かれる方はクッションや座布団、大きめなタオルを持参されると良いでしょう。

【明日10/24(水)は定休日です】

有限会社やな瀬不動産


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