いつもの喫茶店でのひとコマ。
中国人と思われる若い大学生風の女性とサラリーマン風の(ドランクドラゴン・鈴木拓の声に似た)社会人と思われる日本人が、中国語のレッスンをしていた。レッスンは例文に沿って発音→修正→応用を繰り返していた。女性は日本語もかなり流暢で、拓がタメ口の日本語で質問すると、彼女がその都度日本語で説明するのだが、その言葉遣いがとても綺麗な言葉で聞いていてとても気持ちが良かった。さらにその女性は周りに気を使って、とても静かにゆっくりと話すので、それだけで心地良くなる。
拓の質問に対して、彼女は囁くような優しい口調で、例を出しながらとても丁寧に説明する中で「白む(シラム)」と言う言葉を使った。そんな言葉も使うんだ~と感動していると、拓は「何?それ?知らない。使ったことがない」と言い始めた。「いやいや空が白み始める」とか言うじゃんと全くの部外者である私はつい答えたくなるが、拓のその言葉に女性は「使わないですか?」と囁き声が少し小さくなった・・・
こうして日本語はどんどんすたれて行くのかも知れない。拓、しっかりしなさい!!