晴れの特異日である文化の日は、朝から快晴のスポーツ・行楽日和となり、久しぶりに家族と鎌倉へのサイクリング&トレイルランへと、浮き浮き気分で早朝よりマイチャリの手入れにかかっていた。
全てのチェックOKで、R1を経由して鎌倉へと向かったが、この日の秋風は撫でるような頬に優しく迎えてくれ、快調にぺタルを踏んでいたが、祝日でもあり行き交うサイクリストは、本当に多くみられます。
鎌倉に入り建長寺境内の半僧坊から天園コースへ向かうべく、建長寺へ入ると恒例の「宝物風入れ」が始まっており、いつになく観光客が多かった。
仏殿では、篠笛コンサートが行われていて、お寺に静かな雰囲気が漂っていました。
半僧坊への石畳を進み十数体の烏天狗に守られた半僧坊大権現境内にたどり着き、久しぶりの訪問のご挨拶をして、長い急登の石段を駆け上がり勝上けん展望台へ・・・・
展望台からは、建長寺の大伽藍と鎌倉の街や由比ヶ浜がはるかに広がっていて、絶好の展望でした。
ここからトレイルランのスタートをしたが、予想以上にハイカーが多く、家族連れや10人近くの団体もあり、狭い山道を追い越すのは容易ではない。ところどころ詰まりながらも木漏れ日が美しい山道を走るのは、最高の感触でした。
勝上けん展望台からすぐに、「鎌倉十王岩の展望(かながわの景勝50選)」を通るが、ここにも大勢のハイカーが休んでおり、挨拶を交わしアップダウンを繰り返して、まもなく大平山山頂(157M)に到着。
休日とあって広場には、ここにも大勢のハイカーが休息を取っていたが、鎌倉CCを左に見てまもなく天園茶屋へ、この辺ではトレイル・ランチームが掛け声をかけながら行き交った。
横浜市との市境広場まで走り、ここで折り返して六国峠まで戻り、瑞泉寺方面の天台山へと向かうが、MTBで走るサイクリストの姿や3歳の子供が楽しそうに歩く姿が、実にかっこいい・・・
天台山周辺では、やぐら跡や地蔵が多く見られる筈であるが、案内板も無く見つけるのに一苦労し見逃してしまうが、かろうじて貝吹地蔵を発見。
またの機会の訪問として瑞泉寺上で引き返して、天園茶屋~大平山を経由して半僧坊へと戻ったが、復路はさらに多くのハイカーであちこちで渋滞が起きていた。
建長寺に戻り 秋恒例の「宝物風入れ」に立ち寄ってみたが、第1、第2会場共に多くの見物客で混雑しており、素晴らしい重要文化材の仏像や絵画・工芸品が展示されていたが、早々に退却し、境内の梵鐘や仏殿などを散策。
午後には、八幡宮周辺の混雑はさらにひどくなっていたようで、道路は大渋滞となっていたが、混雑を避けながら何とか海岸へと脱出して稲村ケ崎海岸に出てみると、雲ひとつない展望が広がり、午後の陽射しが目映い憩いの空間である。
しばし、休息して134号線を走るが、ここでも上下線ともに車は大渋滞でしたが、まさに自転車天国で海岸風景を楽しみながら、スイスイと動かぬ車側を快適に走って江の島~鵠沼海岸を快走。
引地川沿いにペタリングして、この日は、38Kmのサイクリングでした。
引地川では、秋の陽を浴びてキッズ・カヌー教室が行われており、スポーツ・行楽の秋を実感した一日となった。