収穫の秋も深くなり、各地の秋の味覚の便りが寄せられており、テレビでも味自慢の紹介が行われていますが、食欲の秋に秋の味覚と言えば、故郷や旅先の美味しかった特産品などを思い浮かべるが、その想いはそれぞれに重いものがあるようだ。
今年も我がふるさと福井の知人や親せきから「ふるさと便」が、いろいろ届けられて頬がこぼれるほどうれしいものがありますね。
ふるさとふくいのこの時期の特産品「うまいもん」と言えば、越前そば、水洋かん、上庄さといも、花らっきょなどいろいろあるが、何と言っても代表格は、冬の味覚の王者と言われる『越前がに』だろう。
福井人にとっては、あの味は小さいときから味わったもので、グルメ党には冬の欠かせない味覚であるが、昨日、その「セイコがに」を知人が越前海岸からの直送便で送ってくれました。
今月初めに解禁されたと聞いていたが、その越前産の黄色のタグを付けたセイコ蟹の姿を見て、時期の到来を感じ、早速家族で奪い合うように頂いてふるさとの香りを味わいました。
セイコ蟹は、小ぶりながらズバイ蟹にはない、「赤子」や「外子」に「みそ」などしっかりと詰まっており、甲羅の隅々まで しゃぶりながらの濃厚な味は、他に類を見ない極上の旨みがありました。
親戚・知人からは、福井のお土産にと大好物の福井の名店の「碌寶焼」や「雪ようかん」、などが届いて「ふくいうまいもん」に酔いしれて、甘い甘い1週間となりメタボになりそうです。
また、先には、知人から山形の「ラ・フランス」を届けていただいたが、果物の女王と言われるように気品ある香りとジューシーな味は、格別でした。その姿は見栄えが良くないとも言われているが、むしろ中高年のふくらみに似た風情ある姿は、まさに女王に相応しい・・・・
いつもその姿をスケッチする楽しみがある。
また、このシーズンには、里山をジョギングしていると、あちこちで柿の実が垂れ下がる光景を目にするが、秋の果物の王様と言われる『富有柿』も、産地岐阜出身の知人から毎年届けていただいているが、本当にグルメには何よりのプレゼントでした。
この時期には、スーパーでは様々な柿が見かけるが、その形や色合いと味は、富有柿は抜群の逸品であると感じており、すぐに食べるにはもったいなくて、これも早速スケッチしてから頂きました。
B級ご当地グルメが人気を呼び、その人気ランキングも話題となっているが、それぞれのふるさとや味への拘りもあり、グルメ党には堪らないシーズンである。
食欲の秋、紅の秋も、残り少なくなり木枯らしのシーズンも近いが、今年話題となった食べ物を求めて出没していた山の熊も、満足して冬眠に入るのだろうか?余計な心配をしながら管理者も冬眠に備えて美食をたっぷりといただいた食欲の湧いたシーズンでした。