新春の風物詩であり、湘南地方に正月を運んでくる『第87回箱根駅伝』が始まり、朝から落ち着かずにそわそわして、熱いタスキリレーに熱中した一日でした。
我が家では、家族の母校のW大・T大・A大などの応援に力が入り、長年箱根駅伝には家族揃って欠かさず見てきたが、今年も早稲田の三冠なるか、東洋大の3連覇かと、興味は尽きなかった。
この日も快晴となり絶好の駅伝日和となっており、富士山が美しいうららかな湘南路を抜きつ抜かれつの駅伝の醍醐味を楽しみにしていたところである。
期待通り1区から、早稲田のスーパー新人大迫選手の飛び出しにハラハラして見ていたが、期待以上の快走で、レースを作っていたようだ。
エース区間の2区では、1区で出遅れた東海大の村澤選手や山梨学院コスマス選手のごぼう抜きで俄然期待が膨らみ、急いで3区の藤沢地点へと走った。
浜見山交差点に着いた時は、既に沿道には多くの駅伝ファンで埋まっており、各校の応援団にも力が入っていた。OB会が設けた応援席では、お神酒で乾杯しながら、今年はトップでくるであろう地元出身の選手を待ちながら、大変盛り上がっていたが、沿道の応援は、今年も昨年を上回るような大観衆でした。
期待通りに、目の前をW大・T大・M大・A大が競り合って上位に姿を現わし、選手の息遣いが伝わるような興奮を覚えていた。後半への期待が膨らみ、選手を見送って飛んで帰ってTVに釘付けとなっていた。
「山の神」柏原選手の追い上げが予想されており、5分のアドバンテージを期待していたが、5区につなぐ時には、3分足らずで不安が過ぎっていた。案の定、神は許してくれずに最高点までに逆転されていた。
山の神の偉大さを今年も見せつけられたが、東洋大も早稲田も往路新記録を達成しており、「心技体」が揃った見事な快走には、本当にびっくりした。
TVで見る箱根路も切れ目の無い沿道のファンで埋め尽くされていたが、『箱根駅伝』は、間違いなく最大のスポーツイベントだろう。明日の2日目も目が離せない展開になるのだろうか?