桜木町で「山の会」の定例会があり、久し振りに横浜みなとみらい地区(MM21)へ出かけて、定例会の前に、横浜美術館で開催されている「トリエンナーレ2011」を観たいと、横浜駅からぶらりと散策してみた。
MM21地区は、訪れる度に高層ビルや道路整備が進んでおり、景観が見違えるほど変わっているのに驚きである。
この日も35度を超える猛暑日となっており、摩天楼のようなビル街を歩くのも汗びっしょりとなってようやく美術館に着いて見ると、何と定期休館日で訪問者も無く静かな空間があるのみ。
フロント広場には、12体の不思議な顔の像が迎えてくれましたが、それぞれ誕生月に対応しているそうで、我が月の顔は?と近いづいて見ると何ともおちょくった様な表情で何を表現しているのだろうか
やむなくクイーンズスクエアに逃げ込んで涼をとり、臨港パークへと向かいベイブリッジや「ぷかり桟橋(客船ターミナル)」を眺めながらくつろいで一休みしていた。
桟橋には暑さのためか人影も無く 静かな光景でしたが、遥か彼方にはベイブリッジが青空に美しく映えており、何度も訪れているスケッチポイントでもある。
あの屋根の色や形状とともに時計塔の形が非常に魅力的であり、ベイエリアのシンボルともなっており、何度描いても飽きることはない魅力があります。
一休みの後、新港パークから汽車道を経て帆船日本丸が係留されているメモリアルパークへ回り、日本丸と再会、先月海の日にも総帆展帆が行われたばかりであるが、いつ来ても白鳥の異名を持つその姿は実に美しい。
ランドマークタワーやクイーンズタワーをバックにした対照的な姿が、これもMM地区のシンボル的存在で、ゆっくりと眺めているのは最高の憩いの時であるが、さすがにこの日は猛暑に耐えられず、早々に退散した。
時間があったので、桜木町のスポーツバイク店のY's Road店へ立ち寄ってみると、今月からウエア店がすぐ近くに出来たばかりで、店内の模様替えの真っ最中でしたが、豊富なバイクが揃っていて、結構訪れるサイクリストも多かったようだ。
ベイエリアは、海の景色を眺めながら潮風を切ってのサイクリングのメッカとなっているようで休日には、かっこいいサイクリストの姿を見かけている。丁度桜木町の駅前広場にも、思わずおぉ~と足を止める程の、ニューモデルだろうか、素晴らしいチャリンコが止めてありましたが、ベイエリアは、サイクリング天国のようだ。
横浜都心部では、パリのヴェリブのように レンタサイクルでる「コミュニテイサイクル」の社会実験も行われており、丁度国際通りにもステーションがありましたが、よく見ると3段変速で横浜の街並みに適した街乗りバイク(Bey Bike)でカッコよく人気があるようだ。
陽も傾いた頃には、Colette・Mareのカフェで休憩して、「山の会」へ向かったが、上から汽車道やベイブリッジを望む光景は、夕陽を受けて実に印象的な美しさでしたが、夜景はもっと美しい姿になる筈でしょう。