今月初めの当ブログでも書きましたが、TBS番組「ザ・今夜はヒストリー~天下取りへの天王山」の中で、前田百万石が誕生した戦国の歴史中での、福井県を舞台に柴田勝家の生き様や歴史的名所など、柴田勝家にまつわる歴史秘話などふるさと福井が紹介されていた。
その番組の中でも紹介されていた知人が経営する和菓子処香華堂の「かめわり最中」が、知人より贈られてきました。
ふるさと福井には、羽二重餅や水ようかんなど有名な菓子が沢山ある中で、全国ネットのテレビ放映で紹介されていたので、ビックリすると共に、その由来などについて改めて知るところとなっていました。
銘菓とともにに送られてきた「かめわり最中」の由来についての説明書によると、かめわり最中は、越前「北の庄」にあった名将 柴田勝家に逸話に因んで作られた菓子だそうです。
その昔、勝家が織田信長の命により、長光寺の守備に当たっていたが、約4千名の兵を率いた六角義賢隊に攻められて、約400人の柴田軍の守備隊は水路を絶たれて窮地にたっていたところに、六角側からの水不足の実情調査の目的で来た降伏勧告の使者に、水を呉れてやり目の前で水を捨てさせて、水には困っていないとパフォーマンスを演じたようだ。
その後に、勝家は残っている飲料水を兵たちに堪能するまで飲ませた後に、水瓶(カメ)を割って、命の綱である飲料水は乾いた土に浸み込んでいったとか。
そこで柴田軍は、「さあ、もう一滴の水も無いぞ・・・今から城を出て敵を逆に攻撃するのだ・・」と、六角軍の包囲網を蹴散らしたという。
この一件以来、柴田勝家は「鬼柴田」から「瓶割り柴田」と言われるようになったとか・・・・・
知人の店主によると、放映以来「かめわり最中」の売れ行きは増えて、毎日の最中作りが追いつかず、もうひとつの看板銘菓である伝統の「酒まんじゅう」の作りにも影響していると、嬉しい悲鳴を上げておられた。
折から、ふるさと大使事務局から、「ふるさと大使情報誌」が送られてきましたが、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の放映以来、今年は「お江ちゃん」人気で、ふるさと福井は大変な人気だそうで 柴田神社はじめ三姉妹のゆかりの地はどこも多くの訪れている人で賑わっているそうですね。
この週末には、一年ぶりにふるさとへ出かけますが、三姉妹ゆかりの地を巡り、ふるさとの歴史と文化を改めて学び、ふるさとの良さを実感するのを楽しみにしています。