台風の影響を受けての雨や地域の夏祭りなどで、走れない日が続いていたが、ようやく解放されて涼しさも感じる朝となり、迷わずに里山方面へ朝ランへ出かけてきました。
夏は暑さを避けて短時間にメリハリつけてトレーニングすべきと言われており、適度なアップ・ダウンのある慶応大学から小出川畔を経て里山公園へと向かった。
慶応大学キャンパス周辺の小出川沿いには、多くの田畑や果樹園がありますが、走路コースにある畑や果樹園を覗いてみると、収穫を控えて栗やブドウ、野菜が色付いており、夏の光景が拡がっていました。
懇意にしている果樹園に立ち寄って、ご自慢の藤稔(ブドウ)や幸水の実り振りを伺ったが、猛暑の後に恵みの雨もあって、今年も大粒の藤稔があと2週間位で例年以上の味が楽しめるそうだ。
しばし、遠藤周辺を走ると、街道の百日紅並木は見頃となっていて、赤・白・ピンクの見事な花が重たそうに咲いており、周辺の田圃の緑と調和して美しい光景が見られた。
まもなく小出川に出てみると約2か月前に田植えの様子を見ていた田圃には、天候に恵まれたのだろうか?立派な稲が成長しており、まもなく盆明けには稲穂が着くそうだ。
しばし、小出川沿いの土手みちを田園風景真っ只中で緑豊かな稲を撫でるような涼風を受けながら走ると、暑さを忘れるような錯覚に陥るほど、気持ち良さを感じていた。
寒川の手前で引き返して、この日の目的地の「茅ヶ崎里山公園」へと向かい、農道を走るが散歩する人影も無く、一人マイペースで登り道を負荷をかけながら里山公園の入口へ到着。
森林豊かな谷戸の光景が拡がり、野鳥のさえずりや葉ずれの音も耳に優しく聞こえており、土の香りも感じるような五感を刺激されて、自然と一体化しているような気分である。
「柳谷(ヤナギヤト)」に入ると、道端にはマムシに注意などの看板もあり、湿地や雑木林が茂み自然豊かな谷戸風景が続いており、清々しい気分に浸りながらペースを刻む・・・・・
さらに「芹沢の池」では、カワセミの里とも言われているが、この日は静かな水辺を見せており、カメラおじさんの姿もなし。
池端には、道祖神があり昔は大変貴重な古道を行く旅人を守っていたそうで、毎年、この前でどんと焼きが行われているそうだ。
道祖神を経て「みこし道」を駆け上がり、「一寸峠(ひとあしとうげ)」に着くと、東尾根道には、朝の陽が射しており、この日初めて犬散歩と出会ったが、毎日このコースを1時間楽しんでいると。
田園風景や森林の中で自然を感じながらのメリハリを付けての里山の朝トレで、久しぶりの気持ち良い汗をかいて気分爽快の朝を感じていた。