江ノ島神社での初詣の後、134号線を走り逗子マリーナから鎌倉へと向かったが、134号線は大渋滞となっており、バイクで車列をスイスイ追い抜いていく快感を味わっていたが、サイクリングのメッカでもあり、多くのサイクリストと行き交っていた。
七里ヶ浜海岸では、江ノ島の向こうに聳える富士山と白波が立ち、絵に描いたような素晴らしい風景が望めていた。
さらに稲村ヶ崎公園に着いてみると、「関東の富士見百景」でもあり、「神奈川景勝50選」として有名な富士見スポットですが、この日はこれまでにない絶景が待っていた。
新田義貞が鎌倉を攻め落とした伝説の場所であり、「稲村ジェーン」の舞台ともなっている稲村ヶ崎は、いつ来ても訪れる人は絶えないようだ。
あまりの美しい光景故に酔いしれて一休みしてから、由比ヶ浜・材木座海岸を走り、逗子マリーナへと向かったが、さすがにヨットクラブや結婚式場のリビエラには、訪れる人もなく静かな空間でしたが、マリーナから望む江ノ島・富士山の風景は、打ち寄せる白波が打ち砕かれて又とない絶景が望めていた。
この後、鎌倉に戻り天照山光明寺に立ち寄り参拝したが、光明寺の山門は鎌倉では最大の山門だそうで、真下に立ってみるとその大きさに圧倒されるものがありました。
案内板によると、和様と唐様の折衷様式で作られているそうで、江戸時代の風格を帯びている見事なものでした。
扁額は、後花園天皇の直筆と伝えられ、その楼上には釈迦三尊像や四天王像、十六羅漢像が安置されているようです。
さらに、「鎌倉えびす」としてその名の高い「本覚寺」へ立ち寄ると、鎌倉時代から商売繁盛の神のえびす様を祀っており、訪れる人が絶えないようで賑わいを見せていた。
次に、日本三天神と言われる「荏柄天神社」へと回ると、合格祈願の生徒さんが列をなして参拝する姿があり、この時期特有の光景が見られたが、その朱色の本殿も国の重要文化財に指定されており、素晴らしい風格を感じるものがあります。
また、境内には清水崑の「かっぱ塚」や藤子F不二雄などの「絵筆塚」が人気を呼んでいましたが、今月末には筆供養の儀が行われるそうです。
この後、鎌倉八幡宮へと走り境内に入ると、三が日程の混雑はなかったが、まだ多くの参拝客が訪れており、バイクの境内への持ち込みが厳しく取り締まられていたので、本殿への参拝は又の機会にして本宮を後にして帰路に着いた。