我が地域の社会体育振興協議会(社体協)の年間最大の事業である「地域交流・夏祭り」を、地域の自治会・町内会との協賛で開催し、多くに住民が参加して大賑わいでした。
昨年は、予定日が雨で延期したり、東日本大震災の後でもあり節電しながら規模を縮小しての開催となっていたが、今年は猛暑の中でしたが大盛況でした。
主催者としては、2か月前から準備をスタートし、この日も早朝から会場の設営などで長い長い一日でしたが、住民や友人との交流の場となり、地域コミュニテイーの形成に貴重な機会となっていたようです。
午後からは、各模擬店には毎年大好評だった やきとり、焼きそば、フランクフルト、ヨーヨー、ホップコーンなどやゲームコーナーの開店準備を始めたが、夕刻の販売開始前からどの模擬店にも長い列が出来ていました。
会場にはまだ陽が高いうちから 待ちきれない子供たちが誘い合って浴衣姿で現れて学校では見られない和やかな会話が交わされていた。
夕暮れとともに市内の踊り連の皆さんによる踊りが始まると、会場には一気に盆踊りの輪が出来て祭ムードが拡がっていた。
子ども達が舞台で踊る可愛い姿には、舞台周りから家族や友達から声援を受けていたが、袖には子ども達の順番待ちの列が出来ていました。
また、地元の無形文化財となっている太鼓保存会の太鼓演奏には、子供の見事なバチの音が会場に拡がり、友人や地域の人達から拍手を浴びていたが、叩く子ども達も嬉しそうに照れ笑いしながら笑顔を返していました。
また、輪投げゲームやヨーヨー釣りも子供たちの人気コーナーとなり、日頃経験しない遊ぶに夢中になっていたようです。
最も期待されている抽選会が終わると、踊りも最高潮となってお幾重にも踊りの輪が出来て、踊り慣れた炭坑節や東京音頭など時間を忘れて盛り上がっていました。
丁度この前日からロンドンオリンピックが始まったばかりでしたが、この地元からテニス日本代表として「添田豪選手」が出場しており、添田選手の同窓生なども集まり、皆で添田選手を応援しようと気勢を上げていました。
とかく地域の交流の機会が少なくなっているところでしたが、家族やご近所や小学校の同窓生などが手に手を取って交流する姿があちこちに見られて、地域コミュニテイの活性化に繋がって欲しいと思いながら長い一日が終わった。