MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

藤沢浮世絵館~「北斎と北斎派の江ノ島」展

2018年01月26日 | アート・文化
「藤澤浮世絵館」が開館1周年を過ぎ新年を迎えて新企画の「北斎と北斎派の江の島」展示会が始まりました。


今回は、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで、66点の名品が展示されていました。

「東海道五十三次コーナー」では、歌川広重の「人物東海道」シリーズで前回の展示に引き続き見附から京三条橋までの人物絵27点が展示されて各宿場の浮世絵の素晴らしい絵図が観られました。


歌川広重の「五十三次 白須賀」と「五十三次 二川」の旅人の籠を担いだ絵図です。


歌川広重の「五十三次 宮」では、熱田神宮の赤鳥居や熱田湊の船渡し場の絵図です。


「藤沢宿コーナー」では、「双六でたどる日本の名所」・「二代広重の描いた東海道風景」7点が展示されています。


二代目歌川広重の「東海道五拾三駅 藤沢」の東海道と大山道の分岐点の絵図です。


双六絵では、両国橋を振り出しに京の上りまで各地の名称が描かれています。


「江の島コーナー」では、「江の島と弁財天」の歌川国芳や二代歌川国輝などの13点が展示されています。



江ノ島大明神大祭参りの絵図です。


「北斎と北斎派の江の島コーナー」企画展では、江の島七里ヶ浜や相州七里ヶ浜など現在もスケッチポイントとなっているスポットが浮世絵で描かれています。



多くの浮世絵名作を観て湘南の富士山や江の島の光景が、現代も描かれるモチーフとして人気スポットとなっており、素晴らしい浮世絵の構図に感動していました。

帰路に、広重の「東海道五拾三駅」に描かれた東海道と大山道の分岐点の「四ツ谷の立場」に立ち寄ると、今も不動明王の道標や鳥居が残されており、大山道の史跡となっていました。





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