隅田公園の桜散歩の後、靖国神社から千鳥ヶ淵、北の丸公園をぶら散歩してきました。
東京の桜と言えば、靖国神社の標本木で開花宣言されて境内に約500本の桜咲く花見スポットですが、今年は桜まつりも中止となり、例年より花見客も少ない情況でした。
第一鳥居から参道脇の慰霊の庭付近には、満開の桜と各都道府県の土を用いて作られた桜の陶板「さくら陶板」が設置されて、英霊への慰霊の心となっていました。
菊の御紋が飾られた神門をくぐると、標本木など靖国の桜が満開となって、日の国の誇りを感じる雰囲気が感じられました。
今年も外国人の参拝客の姿も見られ、この国の安心・安全を心を込めて参拝してきました。
靖国の桜には、一本毎に名前が付けられています。
南門の先の大妻通りは、満開の桜の花びらが散り始めて桜散るサクラ隧道となっています。
靖国通りの九段坂上も桜と外塀がマッチした光景が続きます。
千鳥ヶ淵遊歩道では、千鳥が羽を伸ばすように桜の枝を伸ばし、桜色と緑が織りなす素晴らしい光景が見られ、今年も多くの花見客で大賑わいでした。
大鳥居に翻る日の丸の旗も桜とコラボした日本の美を浮き出しています。
千鳥ヶ淵の先に霞が関のビル街と東京タワーを望むビューポイントでは、撮り合いでした。
九段坂公園から北の丸公園へ向かうと、今年は千鳥ヶ淵を望む緑道には通行禁止となっていましたが、園内には枝垂桜やソメイヨシノなど約230本の桜が競い合うように咲き誇っていました。
園内の池の周りには、滝から流れるせせらぎ緑道もあり、江戸城跡の名残を感じる雰囲気が感じられます。
今年は、桜の開花が早くなっていますが、コロナウイルスに負けない春の桜咲く陽気を楽しみたいと願っています。